慢性病基本で減感作している「脳に関わるアレルギー」

■2014/11/02 慢性病基本で減感作している「脳に関わるアレルギー」
今回は、慢性病基本での、脳に関わるアレルギーの減感作の手順と内容を説明したいと思います。

●脳に関わるアレルギーの減感作に先立って、「塩」「チャクラ」「ネガティブ感情」に結びついたアレルギーを表に出して減感作しておきます。
●<依存症>と<恐怖症>に関わるアレルギーを減感作します。「広場恐怖症」「特定恐怖症」「社会恐怖症」の個別項目は、次のステップで減感作しますので、ここでは広義の<恐怖症>に関わるアレルギーを減感作します。
●上記の減感作によって、「塩」「チャクラ」「ネガティブ感情」に結びついたアレルギーが上にでてきますので、再度表に出して減感作します。
●上記の減感作によって、<依存&恐怖症>に関わるアレルギーが表に出て来ますので、減感作します。
●さらに、<恐怖症><不安障害><身体表現性障害>の個別項目と、<気分変調症><解離性障害><離人性障害>に関わるアレルギーを減感作します。これらのアレルギーは、自覚的な症状があるないに関わらす、ほとんどの人が持っています。

上記の、脳に関わるアレルギーを減感作する事によって、かなりの不定愁訴が解消されるようです。それだけ、今までアレルギーによって窮屈な生き方をして来たんだと分かります。そして、セラピーの後は、不思議に心が軽くオープンになっている事に気付くと思います。


<依存症>
一般的には嗜癖(しへき、Addiction)とも呼ばれる。嗜癖とは、ある特定の物質や行動、人間関係を特に好む性向である。もともとは「快」を得る為の行動であるが、繰り返すうちに抑制ができなくなり、中止すると精神的離脱症状として強い不快感を持つに至る事からやめられなくなる。


<依存&恐怖症>
セラピーをやっている中で、この組み合わせのアレルギーがある事を発見しました。依存症における行動原理は、「快」を求める事で、恐怖症における行動原理は、「不快」「危険」を避ける事であるが、この行動原理が同時に働くものと思われます。好きな事に没頭していれば、「快」を得続ける事ができるが、中止して「不快」な状態になりたくない事から、より執着が強くなると考えられます。


<恐怖症>
不安も恐怖も警告信号である点は同じですが、不安がやや漠然とした未来のことに向けられた信号なのに対して、恐怖はその対象が今目の前に(あるいは頭の中に)はっきり存在している点が違っています。社会恐怖とは、恐怖の対象が「知らない人たちの前で注目を浴びるような社会的状況」であり、その恐怖が過剰であると自他ともに認められる場合につく診断名です。それ以外の特定の恐怖の対象がある場合は、特定の恐怖症という診断名になります。これには高所恐怖、閉所恐怖などさまざまなものがあります。

1.広場恐怖症
普通は危険ではないが、特定の状況や対象によって強い不安が引き起こされる病態です。例えば、広場のような人が多くいる空間、街中の雑踏、電車やバス等の乗り物など、種々の空間に対する恐怖症です。

2.特定恐怖症
蛇やクモ、地震や雷、暗闇、閉所、血液、怪我の目撃など特定の対象に対する恐怖症。

3.社会恐怖症
対人恐怖とも呼ばれ、人前で発言したり、字を書くときに手が震える等、他人から注目され、批判されたり恥ずかしい思いをするのではないか、というような恐れがその中心にあります。


<不安障害>
1.全般性不安障害
上記の恐怖症とは異なり、特定の対象に限らずほとんどあらゆることに不安を抱くようになるのが全般性不安障害です。随意運動機能(歩く、立つ、しゃべるなど)と感覚機能(見る、聞くなど)についての症状や欠陥を併発することがあります。

2.心配症
全般性不安障害と同じく、ほとんどあらゆることに不安を抱き心配してしまうのですが、全般性不安障害に比べると程度が軽いようです。

3.パニック障害
パニック発作という、突然に生じる自律神経系の乱れを繰り返すのがパニック障害です。パニック発作の症状には、動悸、息苦しさ、発汗、震え、めまい、吐き気、しびれや冷感などがあります。数分以内にピークに達するほど急激に生じてくるのもその特徴の1つです。死ぬのではないかなどと恐くなって救急病院を受診する方もいますが、検査をしても異常が見当たらないことが多いです。予期せず繰り返す発作に、1人で外に出るのが恐くなったり、元気がなくなったりすることもあります。

4.強迫性障害
 自分でも不合理だと感じるような考えが、繰り返し頭に浮かんできてしまうのが強迫性障害です。そのような考えを強迫観念と言いますが、それに従ったり、あるいは不安を消し去ろうとしたりするために、儀式的な行動を繰り返すこともあります。それを強迫行為と言い、代表的な症状には、1日中確認行為をしたり、手を洗ったりすることがあります。そのため、本人の生活に大きな支障を来すのはもちろんですが、家族など周囲の人たちの生活にも支障を来すことがしばしばあります。

5.外傷後ストレス障害、急性ストレス障害
これらは、生命の危険を感じるほどの強い外傷的なストレス因子を見たり、聞いたりした後に生じる反応で、まとめてストレス関連障害と言ったりもします。その出来事から4週間以内に生じるものが急性ストレス障害であり、1ヶ月を過ぎても症状が持続しているものが外傷後ストレス障害になります。いずれの障害も、症状には、覚せい亢進、再体験、解離、回避などがあります。

6.物質誘発性不安障害
 薬物などにより不安が生じる場合につく診断です。交感神経を刺激する作用を持つ物質は不安を生じさせることがあります。合法的なものではカフェイン、違法薬物では覚せい剤、コカインなどがあります。また逆に神経を鎮静させる物質を摂取した後に反動で不安が生じることもあります。こうした物質には、アルコール、睡眠剤、抗不安薬などがあります。


<身体表現性障害>
現在使われている診断基準(DSM-IV:アメリカ精神医学会が定めた診断の指針)では、下記の5つの疾患を身体表現性障害としてまとめています。

1.身体化障害
30歳以前に生じた痛みや胃腸症状などのさまざまな身体症状が何年にもわたって続くが、適切な診察、検査を行っても身体的な病気や薬による影響としては十分に説明できないもの

2.転換性障害
随意運動機能(歩く、立つ、しゃべるなど)と感覚機能(見る、聞くなど)についての症状や欠陥が生じるもの
症状または欠陥の始まりや悪化に先立って、ストレス因子が存在することが多い

3.疼痛性障害
痛みを説明するのに十分な身体的異常がないにもかかわらず重篤な痛みが続くもの

4.心気症
身体に対する誤った解釈に基づいて重病にかかっているのではないかという恐怖や考えにとりつかれてしまうものその恐怖感は、医学的な評価や保証にもかかわらず持続する

5.身体醜形(しゅうけい)障害
自分の外見に欠陥があると過度に思い込み、著しく心配するもの


<気分変調症>
不安や恐怖など一般的な神経質症状と共に、憂鬱な気分や心が晴れないなどの軽いうつ状態が続きます。最近では、大うつ病(単極性うつ病)との違いを、うつの程度と持続期間によって区分され、気分変調症(抑うつ神経症)は、「二年以上に及ぶ慢性の軽うつ状態を示す」状態を呼びます。

<解離性障害(ヒステリー性神経症)>
この障害は、何らかの精神、身体的機能が意識から解離して意思によるコントロールが失われた状態です。従来はヒステリーと呼ばれていました。

<離人性障害(離人神経症)>
通常は離人症と言われています。回りに沢山の人がいても、離人感が強く、孤独を感じる症状です。



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