今の世の中、人もペットもみんな塩不足!!

今日、セラピーをやっている方の、身体の中の「塩」の過不足をチェックしてみたら、
29人と5匹の、全ての方が、「塩不足」と出ました。
ここまで、「減塩」の指導が行きとどいているとは驚きでした。

なぜ、身体の中の「塩」の過不足をチェックしようと考えたかと言えば、
アレルギーは、「塩不足」の時により強く出ると聞いたからです。
塩不足になると、身体が酸性体質に傾き、アレルギーが出やすくなるようです。

アレルギー以外にも、「塩不足」によって起きる症状が幾つかあります。
無気力、息切れ、動悸、食欲不振、低血圧なども「塩不足」が原因と思われます。

誤った塩分の摂り方が短命にする
https://roop119.com/8.html

そもそも「減塩」が叫ばれ始めたのは、心臓病が深刻な問題となっていた米国においてでした。
そのきっかけとなったのは、ダール博士の発表した以下の塩分摂取量と高血圧発症率の関係を示した、たった1枚の図だったそうです。

塩分摂取と高血圧発症率.JPG

ダール博士はこの図から,高血圧症を発症させるのは食塩摂取量にあるのではないかと推定し,
食塩が高血圧症の原因となると言う「食塩仮説」を立てたようです。
その後、この「食塩仮説」を証明しようと、ダール博士を含めた多くの科学者が実験を繰り返してきましたが、
いまだにこの仮説は証明はされていません。それどころか、今はその仮説を否定する実験結果の方が多く出て来ているようです。

アメリカに於ける「減塩運動」は、ダール博士の「食塩仮説」が証明されないうちにスタートして、
やがて世界的運動として定着してしまったとの事ですが、高血圧の予防と言う目標はまだ達成されていないようです。

9.減塩運動
https://www.geocities.jp/t_hashimotoodawara/salt5/salt5-9.html

減塩により、単に「高血圧の人が減らない」という事だけなら、「減塩運動」の罪もさほどではないと言えますが、
最近は、逆に、深刻な弊害が表面化してきているように思えます。

記憶に新しいところでは、「熱中症」による死亡事故が急増していますが、
この原因の一つに「塩不足」があると考えられます。
また、認知症や、寝たきり老人の増加なども、実は「塩不足」が原因しているようです。
これは、将来の社会福祉財政を破綻させる事につながっていきます。

私たちは、ここでもう一度、塩の働きについて、しっかりと認識する必要があると思います。
一倉定氏は、著書「正食と人体」(致知出版)の中で、活力と気力あふれる体を作る源は塩だと述べると同時に、
塩の働きとして以下の事をあげています。

「減塩」信仰のウソ
https://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=120053

<塩の働き>
A)細胞の新陳代謝を活発にする
   食べ物の消化・吸収をうながす/栄養分を細胞へ供給する/老廃物を細胞から取り去る/不要物を体外へ排出する
B)体内の有毒物質を解毒する
C)熱を発生させる
D)筋肉を強くする

体のたるみ、低体温、手足の冷え、便秘、貧血は、すべて塩が不足するとおこるそうです。

さらに注目すべきは、塩(NaCl)は、身体の中で、他の必須ミネラルに原子転換されている可能性があります。
フランスの科学者ケルブラン及び、それを発展させた高尾博士の研究による原子転換図を以下に示します。

ケルブランの原子転換図.jpg

上の2つの図を合わせると、塩(NaCl)の原子転換機構図になります。
つまり、生体は塩を原料に、様々な必須ミネラルを作り出していると考えられます。
まさにその事が、古くから「塩」が重要視されて来た理由に他なりません。

そんなに重要な「塩」ですが、普段摂取する上での注意点があります。
塩の場合も他の食品とおなじく、「精製」したものは身体に悪いようです。
できれば、漬物や、味噌、醤油などの発酵食品から多く摂取する事をお勧めします。


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