本当に、放射能に対する感受性は、子供の方が高いのか?

今日、以下の報道がありました。
やっぱり、心配していた事が表面化して来たな、という感じです。

福島県内 児童虐待急増 昨年過去最多109件 県警認知(2013年03月13日水曜日 河北新報)
https://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130313t63012.htm

(転載開始)

福島の児童虐待急増.jpg 福島県警が2012年に認知した児童虐待が109件に上ったことが分かった。前年比75.8%の大幅増で過去最多。福島第1原発事故のあった11年から増加傾向を示し、関係者は原発事故の避難に伴う親のストレス増が一因になっているとみている。

 児童虐待の過去5年間の推移はグラフの通り。08~10年は40件台で横ばいだったが、11年に37.7%増の62件となり、12年は増加率がさらに伸びた。1999年の統計開始以降、最も多く、初めて100件を突破した。

 109件の内訳は身体的虐待56件、精神的虐待33件、育児放棄(ネグレクト)16件、性的虐待4件。精神的虐待は全体の30.3%を占め、0.2~14.8%にとどまった08~11年より比率が上がっている。

 福島市の児童養護施設によると、原発事故で福島県双葉郡から両親と福島市に避難した女児(2)が昨年、親の不仲でネグレクトに遭い、施設に預けられた。施設は「親が避難生活で心的負担を抱え、育児意欲が薄れたのではないか」とみる。

 県内の児童相談所の話では、避難生活の長期化で家庭環境が悪くなり、児童虐待につながった例が複数あるという。避難先の環境に適応できずに孤立する親が少なくないことも遠因に挙げられている。

 福島市の児童養護施設「青葉学園」の神戸信行園長は「避難生活は3年目に入り、親の精神状態は限界にきていて、虐待がさらに増える可能性がある。避難者が気軽に相談できる機会を提供するなど孤立させない対策が必要だ」と指摘している。

(転載終了)

震災から丸2年、避難生活は、本当に限界にきているようです。
その要因は、上の記事のようにいろいろな事があると思いますが、私は「放射能が心をネガティブに染めている」事を上げたいと思います。
私は昨年の6月から、「QOL回復セラピー」を行っていますが、そのセラピーを通して分かった事があります。
それは、「体内に蓄積した放射能を抜いてやるだけで、即、心はポジティブに変わるんだ」、と言う事です。

その事は、自分自身の身体でも実感できましたし、クライアントさんの感想でも同じように感じた方が多かったです。
と言う事は、逆に「放射能が体に入って来たとたんに、心はネガティブに染まっていた」事になります。
そして、放射能は、濃度に差はあるものの、日本全体に飛散しましたので、
今、「日本人全員の心がネガティブに染まっている」状態と言えます。

心がネガティブに染まると、忍耐力がなくなり、面倒な事がいやになります。
ちょっとした事でキレやすくなるし、すぐに責任転嫁するようになります。
相手の意見を理解しようとしなくなり、すぐにレッテルを貼って、短絡的に決めつけてしまいます。
家庭の中も、職場も、学校も、地域社会も、そんな偏見の渦の中で、ぎすぎすした関係になってゆきます。

それらの歪みは、結局一番弱い存在である子供たちの心を攻撃します。
家庭の中では、お父さんと、お母さんの言う事が違う中で、
学校の中では、親の言う事と、先生の言う事が違う中で、何も言えなくなり、閉じこもってしまいます。
そんな子供たちに、こらえられなくなった大人たちが、はけ口として、肉体的あるいは精神的な暴力をふるいます。
そんな図式が鮮明に見えて来ました。

放射線への感受性は子供の方が大人より数倍高いと言われますが、実は「QOL回復セラピー」をやっている中では、
そんな実感はありませんでした。
子供は代謝がいいので、放射能の蓄積も少なく、肉体的なダメージは、なぜか大人の方が大きいのです。
なので、子供の病気の芽は、放射線が原因ではなく、ダメージを受けた親からの、肉体的、精神的
攻撃が原因ではないかと考えてしまう程です。

「QOL回復セラピー」は、親子で一緒に受けていただくと一番効果があります。
家族がそろって、心がポジティブに、前向きに変わりますので、家庭の雰囲気が一気に変わります。
何より、お互いを思いやる事ができるようになります。お互いを支え合う事が出来るようになります。
今、本当に必要なのは、「心の支え」なのです。

「QOL回復セラピー」のお申込みは以下まで、
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