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福島でバラまかれた放射性物質の汚れは簡単に解決できる

前の記事でも紹介した、放射能除染の切り札である「ニュートリノによる原子変換」を説明できる唯一の理論、高岡理論を、「自然食ニュースNo467 2012-10」から転載します。

放射性元素の非放射性元素への常温常圧下での原子転換

哲科学・技術研究/TAKAO代表
工学博士(九州大学)         高 尾 征 治
名誉哲学博士(イオンド大学)    たかおまさはる
 

常温常圧下での原子転換は日常的に起きている

高尾 これからお話しするのは、何故、放射性物質が常温常圧で自然に分解できるのかという問題です。これは常温核融合ということで、多くの研究者・科学者が異端視・排斥されながらも長年取り組んできたテーマです。
 この間題の、なぜか? を科学的に解き明かすには現代科学の枠組みの到達知識だけでは、不十分です。しかし、それに関する実験事実は沢山あります。
 だから、従来理論の到達知見だけから多くの実験事実を否定するのは科学者らしからぬ態度です。
多くの実験事実に適合するように現代科学の枠組みを超えて新しく理論を構築することが望まれます。
 残念ながら、現代科学は常温常圧で自然に起きる原子転換を否定し、異端視、排斥してきました。
 しかし、それは現代科学自身が突き止めている別の事実や考え方と矛盾しているのです。
 現代科学は、放射性元素は半減期という寿命が来れば、非放射性元素に自然に原子転換することを確かめているからです。

セシウムがバリウムやキセノンに変わる

高尾 すなわち、現代科学は半減期30.17年という原子番号55のセシウム137は寿命が来て崩壊すると見ています。その際、ベータ(β)線やガンマ(γ)線を放射して原子番号が56のバリウムになるとの観測事実まで突き止めています。このような転換にエネルギーを供給し、それを可能にする素粒子は、100種を超える素粒子のうちニュートリノしかありません。
 正ニュートリノが作用すると原子番号が1つ多いプラスの原子ラジカルに転換され、電子、すなわちベータ線が電荷保存的に発生し、反ニュートリノが作用すると原子番号が1つ少ないマイナスの原子ラジカルに転換され、陽電子が電荷保存的に発生し、電子と陽電子が衝突すればガンマ線が発生するのです。
 さらに、現代物理学は、真空はエネルギーに満ちており正、反素粒子が対発生・対消滅すると見ています。
 それが起きる前・後の状態はゼロになるので、それはゼロ点で起きるということを暗に含んでいます。

ゼロ点で生滅する素粒子ニュートリノ

高尾 すなわち、現代科学の放射性物質の寿命崩壊論にはゼロ点で生滅するニュートリノが潜んでいるのです。
 それ故、人工的にニュートリノをゼロ点で生滅させる技術があれば、放射性物質も自然に起きる原子転換で化学的に分解でき、原子周期律表の隣の非放射性原子にすることが可能なのです。
 その技術はすでにいくつかあり、その内で、鹿児島の最先端の会社・(有)大隅浄水工業さんが作る0JS混合液体というものが、その要請に見事に答えられることを確認いたしました。

OJS混合液

高尾 このOJS混合液体を農地除染などのための現地実験で、高圧洗浄機を使って、1日、1反当たり450リッター(0.45トンt)を散布したら、当初4~5マイクロシーベルト(μsv/h)あった原子番号55の放射性セシウム137(55Cs137)の放射線量が、2週間後には0.2マイクロシーベルト前後に分解減少し、加えて、分解後は原子番号56のバリウム(56Ba)や原子番号54のキセノンガス(54Xe)に転換していたことが確かめられたのです。

ニュートリノの発生

高尾 では、なぜ、0JS混合液体からこの種の放射性元素を原子転換で化学的に分解できるニュートリノを発生できるかということになります。
 OJS混合液体には岩石などを高温で溶融して製造されるミネラル水溶液や酵素液が含まれています。
 その主成分となる珪酸あるいは珪酸塩のナノ結晶構造は、正四面体や六芭星の幾何学構造をしています。
 私が水の改質機能化技術の総合的研究を通じて体系化した量子水学説の骨格を担うニュートリノ形態波動共鳴理論によれば、その中心に位置する結晶孔がゼロ点となってそこから正、反ニュートリノが渦巻いて対発生することが解明されています。

β線やγ線が発生する理由

高尾 その結果、原子番号55の放射性セシウム137(55Cs137)は、正ニュートリノ(ν) の作用で原子番号が1つ大きなバリウム(56Ba)、あるいは反ニュートリノ(ν) の作用で原子番号が1つ小さなキセノン(54Xe)という非放射性物質に転換され、以後、放射線は発生しなくなることが理論的にも導かれるのです。
 従って、OJS混合液体による実験結果は、従来科学の寿命崩壊に関する観測事実と矛盾せず、高尾理論とも完全に一致しているのです。

元素に寿命があるわけではない

高尾 では、どのような流れで放射性元素は原子転換で化学的に分解されるのでしょうか?
 現代科学は、放射性元素は寿命が来て崩壊すると見ていますが、この説明には問題があります。というのは、現代科学は生命事象と非生命事象を厳密に区別してきたにもかかわらず、放射性元素という非生命事象に、生命事象に固有であるはずの「寿命」という言葉を持ち出して「寿命が来て崩壊する」と説明しているからです。これは、放射性元素の崩壊に関する真因がつかめていないが故の「言葉の綾」のように見受けられます。
 ここでは、現代科学の原子番号55の放射性セシウム137(55Cs137)の寿命崩壊に関する観測結果を紹介しながら、そこから見えてくる放射性元素の新しい崩壊理論を提案し、ミネラルや酵素などを含む0JS混合液体の原子転換による化学的分解機構を明らかにしたいと思います。

なぜβ線やγ線が出るのかについては不問に付す現代科学

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高尾 現代科学は、図1に示すように放射性セシウム137(55Cs137)は寿命が来て30.2年の半減期で崩壊すると述べています。例えば、桜井によれば、半減期30.17年の放射性セシウム137(55Cs137)は図2に示すようにβ線あるいはγ線を出して崩壊すると見ています。その結果、現代科学は、β線やγ線が原因で分解するとの見方に傾いていますが、なぜβ線やγ線が出るのかについては不問に付しています。
 ここで、注目する必要があるのは原子番号55の放射性セシウム137(55Cs137)が、崩壊後、原子番号が1つ多いバリウム原子(56Ba)に原子転換されていることです。しかも、それは、常温常圧で自然に起きています。
 そのような原子転換を可能にするのは、空間を飛び交っている素粒子以外にないと考えられます。
しかも、現代科学は100種を超える素粒子の中で原子核内の中性子、陽子に作用し原子番号を変える原子転換を起こすのはニュートリノ以外にないことを突き止めています。

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左巻きの正ニュートリノ(ν)と 右巻きの反ニュートリノ(ν

高尾 ニュートリノには左巻きの正ニュートリノ(ν)と右巻きの反ニュートリノ(ν)の二種類があります。
 正ニュートリノ(ν)が原子に作用すると原子核内の中性子(n)が陽子(P)に転換され、原子番号が1つ増え、電子(e-)が電荷保存的に発生します。すなわち、図2の式(1)が成り立ちます。 ここで、電子(e-)はβ線です。
原子番号が1つ上がりβ線が発生する正ニュートリノの作用結果は、原子番号55の放射性セシウム(55Cs)が原子番号56のバリウム(55Ba)に転換し、その際β線が出るという観測事実と図らずも一致しています。
 ところで、反ニュートリノ(ν)が原子に作用すると原子核内の陽子(P)が中性子(n)に転換され、原子番号が1つ減り、陽電子(e+)が電荷保存的に発生します。すなわち、この図2の式(2)が成り立ちます。
 ここで、(e+)は陽電子です。原子番号が1つ下がれば原子番号55の放射性セシウム(55Cs)が原子番号54のキセノン元素(54Xe)に転換されますが、キセノンはガスなのでここでは検知にはそれなりの検知器が必要となります。
 さらに、式(1)の発生電子と式(2)の発生陽電子が衝突するとガンマ線が式(2)のように発生します。
 正、反ニュートリノが絡めば式(2)のようにγ線が発生することは、放射性セシウムの寿命崩壊でγ線が出る観測事実と一致しています。
 以上のことから、現代科学の観測事実から、寿命が来て崩壊するとされる放射性元素のβ、γ崩壊にはニュートリノが絡んでいることが見えてきます。
 しかし、問題は、ニュートリノがどのようにして発生するかです。

ゼロ点生滅のアイディア

高尾 そこを探るため、まず現代科学の主張に耳を傾けてみます。
現代科学は、真空はエネルギーで満ちており、正、反素粒子が対発生、対消滅するとも見ています。
正、反素粒子とは、電荷が-1の電子と電荷が+1の陽電子、あるいは回転の向きが左回りの正ニュートリノ、右回りの反ニュートリノのように振るまいが相反する素粒子を意味します。
 それ故、これら正、反素粒子が対発生する前段の合体した状態はゼロ、すなわち、無であることがわかります。すなわち、従来科学の主張には正、反素粒子のゼロ点生滅ということが暗に含まれています。
 これは、科学的には図3に示すようにパリティ保存を満たし、正、反素粒子の和はゼロになります。その結果、大きさが同じで逆向きの回転エネルギーや電荷を持つ正、反素粒子が湧き、それらが反応する過程で時空間的に歪みやずれが生じるので有が生まれることになります。
 このゼロ点は、螺旋的に捻れて接合する虚の世界が実の世界と接する境界点のことで、これを通して情報量子エネルギーが相互に相転移することになります。従って、虚・無・実の並びの宇宙構図となります。

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無から有が生まれ無に滅す

高尾 他方、ホーキングは量子重力論を虚・実境界域のゼロ点で境界がないという境界条件で解き、無が揺らいで虚空間をトンネル効果で抜けて実空間の宇宙がボーッと現れることを描いて見せています。これは、無・虚・実の並びの宇宙構図で、前者とは無の位置が異なります(図4)。
 また、ペンローズは量子重力論をアインシュタインの光速一定という境界条件を用いて解き、入れ子状のドーナッツの中心から上下に渦巻くエネルギー構造体を発見しています。

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 しかも、それは宇宙創生、ブラックホールだけでなく意識のエネルギー構造にも相似象で、ドーナッツの中心にはヌル粒子、つまりゼロ粒子(=ゼロ点)が存在すると指摘しています。従って、これは、虚・無・実の並びの宇宙構図と同じになります。
 ところで、無から有が生まれ無に滅すというのは、古今東西の哲学で共通に主張されてきた哲学観で、いわば「公理」のようなものでした。
 しかし、この哲学観が科学理論のレベルでどのように表されるのかは十分検討できていなかったようです。それが、ここにきて正、反素粒子の0点生滅としてはじめて科学理論のレベルで具体化されるに至ったということができます。

ゼロ点で対発生する正反ニュートリノ

高尾 以上から、左巻きの正ニュートリノ、右巻きの反ニュートリノもゼロ点から対発生すると扱うことができます。すなわち、この図5の式(4)が成り立ちます。
 その結果、原子番号55の放射性セシウム137(55Cs137)という元素システム内では、半減期が30.2年になるように元素内でニュートリノが規則正しく式(4)のように対発生するということになります。
 以上から、放射性物質の寿命崩壊の要因はゼロ点対発生ニュートリノに由来することがわかります。

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正反ニュートリノをゼロ点から対発生させる人工技術

高尾 このことを踏まえれば、そのニュートリノをゼロ点から対発生させる人工技術があれば、半減期を短縮して放射性元素を非放射性元素に転換できることになります。
 発酵ミネラル液を含むOJS混合液体はその要請に答えられます。
 図6は(有)大隅浄水工業の除染担当者、小原英男さんが行った実験結果です。
 実施場所は福島県相馬郡飯館村二枚橋字町633番地の8区画です。
 実施時期は2012年5月19日から6月1日までの2週間弱です。
散水溶液は0JS混合液体という希釈酵素ミネラル溶液です。
 これを、5月19日から26日までの5回は高圧洗浄機で1反当たり450リッター、6月1日は、スピードスピリアで1反当たり1000リッターを散布しました。
 その結果、当初毎時4~5マイクロシーベルト(μsv/h)あった放射線量がこの図に示すように日を追うごとに減少し、2週間弱で目安となる0.2マイクロシーベルト前後に下がったのです。
 図7はl反当たり1トン(t)のOJS混合液体を一日おきに散布した場合の放射線量濃度変化です。ほぼ回数毎に半減に近い状態で放射線量が減少しています。
 図8は、この実験で原子番号55の放射性元素Cs137が分解後、何になるかを分析した結果です。
 地中では、80%が原子番号の1つ高い原子番号56のバリウム元素(56Ba)になっています。残りの20%は2ヶ月後には完全に転換され、無害化されます。
空中では100%が、原子番号が1つ低いキセノン元素(54Xe)という結果になっています。いずれも、非放射性元素です。
 すなわち、これも半減期に関する寿命崩壊と同じようにゼロ点対発生した正、反ニュートリノの作用であることを裏付けています。

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