原発と地下水の放射能汚染

井口和基氏のブログ記事( https://quasimoto.exblog.jp/19238315/ )に、
海外のサイトに、日本の地下水の放射能汚染地図が載っていて、
しかも、放射能汚染のある場所と原発のある場所が見事に一致しているとありました。

データソースを調べてみると、以下の
ウォールストリートジャーナルの、2011年4月1日の記事でした。
Radiation Found in Groundwater at Japan Complex

この記事では、福島第一原発の敷地内での地下水の放射能汚染が異常に高い事を
テーマにしているようですが、井口氏はその他の地域での汚染実態が気になったようです。
私も同じです。

まず、日本の地下水の放射能汚染地図は以下になります。(クリックすると拡大します)

地下水の放射能汚染地図

 

そして、以下が原発の立地地図になります。

 

原発立地地図

 

地下水の放射能汚染と原発立地の場所は、見事に一致しています。
また、原発のない地方でも、盛岡、東京、大阪、岡山の4地方に汚染が認めれますが、
井口氏は、大企業が保有している「劣化ウラン」の為ではないかと推定しています。

地下水の放射能汚染は、生態系に大きな影響を及ぼします。
もちろん、そこに生活する人間にも大きな影響があるはずです。

驚いた事に、上の汚染地図のデータソースを見ると、
なんと日本の文部科学省のデータではないですか。
と言う事は、政府は以前からこの事を承知しているんですね。
それでいて、そんな事は何も国民に説明していませんし、
健康被害を未然に予防しようなどとは、全く頭の中にないに違いありません。
まあ、この程度の汚染レベルでは、健康に全く影響がない、と言うんでしょうね。
今や、健康被害に関する正しい情報は、海外のサイトでしか得られなくなってしまいました。
 

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