今、世界中でアルツハイマーが増えている訳

厚生労働省が今年発表した認知症の患者数は462万人。去年(2012年)の全国の高齢者(65歳以上)の数が3079万人ですから、高齢者の15%が認知症という結果となりました。認知症は年代が上がるほど発現率が上がり、85歳以上となると40%以上の人がが認知症と診断されます。異常なほどの高い数字です。

認知症の増加は、急激に高齢化が進む日本だけの傾向ではなく、世界的な傾向との事です。でも、どうしてそんなに認知症が増えているのでしょうか? 私は、ここしばらく認知症の原因について勉強すると同時に、関連するアレルギーの有無を様々な方向から調べてみました。
その結果、「遺伝子組換え食品」と「ケムトレイル」が認知症の増加に少なからず影響している事が見えてきました。

「遺伝子組換え食品」と「ケムトレイル」が関与していると思われるのは、アルツハイマー型の認知症で、認知症の中では中心的存在です。
それでは、具体的にその病態を見ていきましょう。

認知症の病態(アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症・脳血管性認知症)
https://kusuri-jouhou.com/domestic-medicine/alzheimer6.html

(転載開始)
<アルツハイマー型認知症の病態>
認知症の約50%がアルツハイマー型認知症によるものです。アルツハイマー型認知症では、
高齢になるほど発症しやすいです。何年もの時間を経て、少しずつ病気の症状が進行していきます。
このようなアルツハイマー型認知症の患者さんでは、「老人班」と「神経原線維変化」の二つの特徴的な
構造的変化が起こっています。

老人班とは、大脳皮質に沈着するタンパク質の塊のことです。
このタンパクはアミロイドベータ(Aβ)という異常なタンパク質が凝集したものであり、これが老人班を
形成して脳にシミのようなものを作ります。アルツハイマー患者では多量の老人班が沈着しています。

また、アルツハイマー型認知症では神経細胞の中に糸くずのようなものが蓄積します。これが、神経原線維変化
のことです。神経原線維変化は、タウタンパクと呼ばれるタンパク質が凝集することで起こります。

(老人班と神経原線維変化)
老人斑と神経原線維変化.jpg

このような老人班の蓄積や神経原線維変化が起こることにより、脳の神経細胞が死滅していきます。
これによって、脳の萎縮が起こります。脳の構造的な変化が起こることで神経細胞が減ってしまうと、
記憶において重要となる神経伝達物質が減少します。これにより、脳の記憶機能が衰えて物忘れなどの
症状が表れてしまいます。
(転載終了)

アルツハイマー認知症の病態である、「老人斑」も「神経原線維変化」も、「アミロイドβ」または
「タウ蛋白」と呼ばれるタンパク質が凝集して沈着したものです。
とすると、これらは、以下のアレルギーの作用によって生じている可能性が高いと思われます。

(アレルギーの作用)
「体内の毒素にアレルギーがあると、身体はその毒素を隔離して、体外に排出しない。」

そこで、アルツハイマー型認知症の方で、上記のタンパク質に対するアレルギーの有無を確認してみると、
確かに強いアレルギーがありました。
さらに、単独でのアレルギーと共に、以下のアレルゲンとの組合せでもアレルギーが確認されました。

 ◎ポリエトキシレート、タロウアミン界面活性剤(POEA)、イソプロピルアミン
 (モンサント社が販売する除草剤「ラウンドアップ」の未表示成分)
 ◎BT毒素(遺伝子組換え作物が持っている害虫を殺す毒素)
 ◎アルミニウム(ケムトレイルに含まれる成分)

どうも、アルツハイマー型認知症の方が、「アミロイドβ」及び「タウ蛋白」に対して強いアレルギーを
持つようになったのは、上記のアレルゲンと接触した事が1つの原因と考えて間違いなさそうです。
また、以前から「アルツハイマーの原因はアルミニウム」と言う話は聞いていたのですが、
ではアルミニウムはいったいどこから取り込むんだろうと疑問でした。しかし、ケムトレイルで大量に撒かれていたと
すれば納得です。

モンサント社のラウンドアップの健康への影響は、成分表示されている活性成分よりも、
成分表示されていない不活性物質によるところが大きいと、以下のブログで紹介されています。

~遺伝子組み換え企業の脅威(モンサント・ファイル)/『エコロジスト誌』編集部/緑風出版より抜粋~
https://blog.livedoor.jp/costadesol-kijidata/archives/1152240.html

(転載開始)
ラウンドアップの大部分は「不活性」物質からできており、そのうちの多くは明らかになっていて、
ポリエトキシレート、タロウアミン界面活性剤(POEA)とグリホサートの関連有機酸、イソプロピルアミンや
水である。POEAの急性死毒性はグリホサートより三倍以上強いことが、調査によって明らかになった。
(転載終了)

また、遺伝子組換え食品が、認知症患者の増加に関係しているであろう事は、
以下のブログのグラフを見てもうなずけると思います。

遺伝子組換えと健康被害の関連 Tomo's blog
https://blog.rederio.jp/archives/1924

(転載開始)
日本のアルツハイマー患者数と遺伝子組換え作物.png
(転載終了)


さて、これまで、認知症とアレルギーの関わりを見て来ましたが、認知症でなくても、加齢により
「物忘れ」が増えると言うのは誰もが経験する事です。ただ私は、「加齢によって」と言うのは、
その裏に、アレルギーの要因が隠れているのではないかと思っています。
つまり、加齢によって脳の中の組織や神経伝達物質などに対するアレルギーが強くなって来て、
その結果、脳の機能が十分に発揮できなくなってくると考えてみました。
ですから、アレルギーを解消してあげれば、物忘れも少しは減って来るのではと期待しています。

そんな観点で、記憶に関わるアレルギーの有無を確認してみると、脳にも様々なアレルギーが見つかりました。
「記憶」の仕組みについて勉強しながら、見て行きたいと思います。

まず、「記憶」には、3つの段階があります。
「瞬時記憶」「短期記憶」「長期記憶」の3段階です。

その段階がどう進むかを簡単に書くと…

A.瞬時記憶 前頭前野(ワーキングメモリー)、視覚野、聴覚野など
↓ D.選択的注意
B.短期記憶(海馬)
↓ E.転送
C.長期記憶(大脳皮質)
→ ①記銘 → ②保持 → ③想起

それでは、「物忘れ」は、上のフローの中のどこで発生するのでしょうか。
★また、加齢により強化されたと思われるアレルギーはどんなものがあるのでしょうか。

●「鍋を煮ている最中に、電話がかかって来て、電話に出たら鍋の事を忘れてしまった。」と言う
物忘れは、A.瞬時記憶の、前頭前野(ワーキングメモリー)が関与しています。
A.瞬時記憶には、用が済んだら忘れても構わない情報が、一時的に保持され、
ずっと覚えておく必要のある情報だけが、海馬に送られ、B.短期記憶に移行します。
★ワーキングメモリーに対する単独のアレルギーは無いようですが、
海馬、扁桃体、鉄硫黄タンパク質との組み合わせでアレルギーが認められました。

●本当は物忘れではありませんが、「物覚えが悪くなる」と言うのも加齢によって進行します。
これは、B.短期記憶 から C.長期記憶への E.転送 が関わっています。
海馬が保持しているB.短期記憶は、ほっておいたら自動的に消えてしまいますから、
重要な情報はずっと消えないように、大脳皮質のC.長期記憶に転送する必要があります。
このE.転送は海馬が担当していますが、加齢により効率が悪くなり、あたかも物忘れと勘違いされます。
★短期記憶から長期記憶への転送に関わる、アデニル酸シクラーゼ、環状AMP、
リン酸化酵素PKA、転写因子CREBなどの物質に強いアレルギーが認められました。
記憶に関わるアレルギーで、この部分のアレルギーが最も強いようです。
裏返せば、減感作による改善が最も期待できるのがこの部分と言えます。
☆アルツハイマーの病態である「老人斑」や「神経原線維変化」などは、まず海馬から進行するようです。
海馬の組織が損傷すると、長期記憶に転送する事が出来なくなり、最近の事を覚えられなくなります。

●ヒトの名前や漢字などちょっとしたことが思い出せないというのは、
C.長期記憶 の ③想起 に失敗している状態です。
この長期記憶の想起は、前頭前野の「前頭極」と「海馬」との共同作業と考えられています。
ですからこのタイプの物忘れは、前頭極と海馬の働きが落ちて来る場合と、大脳皮質の神経細胞の
細胞死によって長期記憶自体が消えてしまっている場合の2つの原因が考えられます。
前者にはアレルギーが関わっていると考えられますので、減感作で改善が期待できます。
★海馬 + 前頭極、海馬 + 扁桃体 の組合せでアレルギーが認められました。

★上記以外に、脳の全体に影響のあるアレルギーとしては、以下の神経伝達物質やタンパク質、
ホルモンに対するものがあります。

 脳脊髄液、ドーパミン、セロトニン、グルタミン酸、ガンマアミノ酪酸
 硫化水素、鉄硫黄タンパク質、ノルエピネフリン

この中では、「鉄硫黄タンパク質」に対するアレルギーが最も強いようです。
「鉄硫黄タンパク質」と言うのは、あまり聞いた事のないものだと思いますが、
主に電子伝達の役割を担っているそうです。それだけ出番が多いのだろうと思います。

あと、「硫化水素(H2S)」は、毒物として知られていますが、脳内では神経伝達物質として
働いている事が、つい最近分かったそうです。

こうように、脳内で大活躍している硫黄ですが、一方で、脳下垂体のまわりに集積して
ブロックを作り、脳下垂体からの指令を邪魔してしまうとも聞きます。
日本人は温泉好きですが、あまり頻繁に硫黄温泉に入ると、
硫黄のアレルギーを強くしてしまいますので、ほどほどに留めた方がいいかもしれません。


「物忘れ」や「勉強しても頭の中に入らない」のは、歳のせいだと諦める必要はもうないかもしれません。
また、認知症は、予防も治療も出来る可能性があります。それだけアレルギーが関与している部分が
大きいと考えられます。気になっている方は、是非アレルギー総合セラピーを受けてみて下さい。



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