食事

ダイオキシンを排出するのに、植物繊維の力を借りる事にしました。

ほとんどの人にダイオキシンの蓄積が認められるようになりました

 QOL回復セラピーをやっている中で、最近ほとんどの人に「ダイオキシン」の蓄積が認められるように なりました。同時に、「肝硬変」と「神経痛」の病気の芽が新たに出て来ました。おそらくダイオキシン由来の 病気と考えられます。

 ダイオキシンが人間の身体に入ってくる経路は、魚介類などの食物を食べて入って来るのが90%で、汚 染された空気を鼻から吸い込んで入ってくるのは5~6%程度しかないと言います。でも、このダイオキシンの 蓄積は、ほとんどの人に例外なく見られる事から、震災瓦礫の焼却により飛散したダイオキシンだろう思います 。

自然排出されないダイオキシン

 ダイオキシンに汚染された空気が肺に入ると、血液にのって各組織に送られます。その後、肝臓などの臓 器や脂肪組織に蓄積されます。しかし、1つの場所にずっと止まることなく、絶えず血液に溶け込み体内をぐる ぐる廻り、臓器などへの再配分、再蓄積を繰り返しています。

 毒性を持った重金属などがからだの中に入ると、毒性は永久に消えませんが、有機化合物であるダイオキ シンの場合は相当の年数はかかるものの、自然に毒性がなくなることが分かってきました。一般に、ダイオキシ ンの毒性が半分になるには4~10年かかるといわれています。しかも、毒性の強いダイオキシンほど、その期間 も長いとされています。

 QOL回復セラピーでは、ダイオキシンのレメディを体に流して排出を促進していますが、3回セラピー を繰り返しても、なかなか蓄積が解消できません。どうも、スターライトだけでは無理のようです。

植物繊維の力を借りて排出をサポート

 そこで、他に併用できる方法がないかネットで探したところ、見つかりました。
それは、PCB汚染で知られるカネミ油症患者の治療を研究している福岡県保険環境研究所のグループによって 明らかにされた方法です。

 体内に蓄積されているダイオキシン類は、少量ずつだが肝臓で代謝されて腸に排出されている。しかし再 び、小腸から吸収されて体内に戻っていってしまうという繰り返しが行われているのだ。ところが、小腸で食物 繊維と出会うと、ダイオキシンは食物繊維に吸着され、便として体外に排出されるというのである。どの植物繊 維が効果が高いのか、実験した結果が以下の表です。

ダイオキシンをよく吸着する食物繊維(数値は吸着率)

米ぬか繊維 86.6% はくさい繊維 51.6%
そば繊維 71.9% 大豆繊維 49.1%
ほうれん草繊維 71.6% 大麦繊維 47.8%
大根の葉繊維 70.2% 大根の根繊維 44.8%
ごぼう繊維 53.8% コーン繊維 42.2%
キャベツ繊維 52.5% にんじん繊維 38.7%

 そこで、QOL回復セラピーのクライアントの方に、セラピー中上記の植物繊維を、食事の中に取り入れ ていただくよう、ご協力をお願いする事にしました。これで、3回のセラピーで完全に排出出来ればよいのです が。

原発と地下水の放射能汚染

井口和基氏のブログ記事( http://quasimoto.exblog.jp/19238315/ )に、
海外のサイトに、日本の地下水の放射能汚染地図が載っていて、
しかも、放射能汚染のある場所と原発のある場所が見事に一致しているとありました。

データソースを調べてみると、以下の
ウォールストリートジャーナルの、2011年4月1日の記事でした。
Radiation Found in Groundwater at Japan Complex

この記事では、福島第一原発の敷地内での地下水の放射能汚染が異常に高い事を
テーマにしているようですが、井口氏はその他の地域での汚染実態が気になったようです。
私も同じです。

まず、日本の地下水の放射能汚染地図は以下になります。(クリックすると拡大します)

地下水の放射能汚染地図

 

そして、以下が原発の立地地図になります。

 

原発立地地図

 

地下水の放射能汚染と原発立地の場所は、見事に一致しています。
また、原発のない地方でも、盛岡、東京、大阪、岡山の4地方に汚染が認めれますが、
井口氏は、大企業が保有している「劣化ウラン」の為ではないかと推定しています。

地下水の放射能汚染は、生態系に大きな影響を及ぼします。
もちろん、そこに生活する人間にも大きな影響があるはずです。

驚いた事に、上の汚染地図のデータソースを見ると、
なんと日本の文部科学省のデータではないですか。
と言う事は、政府は以前からこの事を承知しているんですね。
それでいて、そんな事は何も国民に説明していませんし、
健康被害を未然に予防しようなどとは、全く頭の中にないに違いありません。
まあ、この程度の汚染レベルでは、健康に全く影響がない、と言うんでしょうね。
今や、健康被害に関する正しい情報は、海外のサイトでしか得られなくなってしまいました。
 

地球環境を壊し、自分の健康も壊してしまう肉食習慣

私は、今、ベジタリアンです。ベジタリアンになるきっかけは、長年のサラリーマン生活で
不規則な食事を続けていた為に、コレステロール過剰になってしまったからです。

ベジタリアンを始めてみると、なにか心もちが変化してくるのが分かりました。
不思議に、穏やかになり、攻撃的な考えが浮かばなくなりました。
まさに、草食動物の気質でしょうか、それはより自分らしく感じられました。

周りの人からは、スタミナをつける為に肉を食べなきゃダメだよ、とよく言われます。
でも、それは間違った常識だと、体でわかりました。
野生動物を見ても、瞬発力は肉食動物の方が優れているかもしれませんが、
スタミナ、持久力は草食動物の方が数段勝っています。

また、ベジタリアンの生活をするようになってから、いかにベジタリアンが、
環境にやさしく、世界の食料危機を救うものであることを知るようにもなりました。

以下でご紹介する動画では、人間は本来果物を主食にする動物だと言っています。
確かにそうかもしれないと、ベジタリアンになった今は、容易に理解できます。
わざわざ、地球環境を壊し、自分の健康も壊してまで、肉を食べる理由はありません。
どこかの国の大企業のコマーシャルによって洗脳されてしまった私たちが、
なんと哀れに感じられることか。
もう、いいかげんに目を覚ましてもいい時だと、声を大にして言いたい。

friend-dcさんのブログから転載します。
http://ameblo.jp/friends-dc/entry-11397801018.html

(動画の説明)
人類のDNAを調べていくと、例え肌の色、目の色等が違っていても全ての起源が、アフリカの北東部にあるとい います。初期の人類はそこで、何を食べていたのでしょうか?考古学の研究で、初期の人類の歯の溝に残った残 渣を調べることで、人間の本来の食性がわかってきました。
そうです、初期の人類たちは熱帯のジャングルで果実を食していたのです。人種によって人間の生理は大きく異 なることは有りません。私たち人類の食性は本来果実食だったのです。地球環境破壊の一番の原因は、家畜を育 てるために森林を伐採し牧草地にしていることだと、言われています。
そろそろ、私たちの本来の食性が果実食であったことを思い出しませんか?
字幕の翻訳の校生は翻訳者の為清勝彦氏にしていただきました。

フルーツの正しい食べ方

人間は、太古の昔は果物を主食にしていたと言われています。
現在も、世界の中では果物を主食にしている地域があります。

それが、今先進国では「デザート」の位置づけで、食事の最後に食べるのが常識化しています。
しかし、この常識が私たちの健康に害を及ぼしているようです。
いきなり、果物を主食にするのは無理かもしれませんが、せめて食べ方を改めたいですね。

※以下の文章は、サンジーヴィニのヒーラーズガイドから抜粋しました。
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フルーツ-この驚異の食品
それらを間違った食べ方をすることによって、どれだけ自分に害を与えているか

人間は草食か、肉食か、雑食かについていろいろ議論がなされています。
実際には人間は果物食であるということを暗示する証拠が山のようにあります。
フルーツとナッツの組み合わせだけ食べていくことが可能ですし、
それで栄養不良に苦しむことは決してありません。
事実、私たちはそれでピンク色の健康で生きていけるのです。
しかし、世界の大半で現在食べられているフルーツは、害を及ぼすことがあります。
たいていの人々はフルーツを次のように食べます

(a)食後
(b)デザートとしてミルクとつけ合わせて
(c)料理して、煮たり焼いたりして

これは正しくありません。

・フルーツは胃が空の時に食べなくてはなりません。
・フルーツは決してミルクや穀物と組み合わせてはいけません。
・フルーツは料理しないで食べなくてはなりません。

なぜでしょうか。
果物が体の中でどのように消化されるか理解したときあきらかとなります。

口の中でよくかんだ後、フルーツは短時間(大半のフルーツは15分から20分、
バナナは30分)、胃の中に留まり、次に小腸に進みます。
そこではフルーツは自身の持っている酵素で自己消化していきます。

食後にフルーツを食べますと、フルーツはその食べ物の上にとどまり、発酵しはじめます。
なぜなら、小腸に降りていく道がふさがっているからです。
フルーツを完全に無用にするだけでなく、胃酸過多、消化不良、ガス、疝痛、便秘、
その他の病気のもととなることがあります。
この理由で他の食べ物と組み合わせて食べてはいけないのです。
他の食べ物は消化のために胃の中に数時間とどまる必要があります。

フルーツを料理すると自己消化の酵素を壊してしまいます。
それでフルーツは体にとっては負担となります。
事実、胃酸過多、疝痛、消化不良、便秘は、フルーツを少なくとも食前30分前までに食べれば、
ずいぶん助けとなります。これらの疾患に慢性的にかかっている人は、朝食に穀類、パンを食べ
るのをやめる必要があります。ただ新鮮なフルーツだけを食べるようにしてください。

飢えで死にそうなときは、フルーツが最良の選択となります。フルーツはエネルギーを非常に早
く効果的に供給してくれます。体の貴重なエネルギー資源を使わないですみます。(他の食品は
消化過程に多量のエネルギーを使います。)

調和への道 I 食事

※以下の文章は、サンジーヴィニのヒーラーズガイドから抜粋しました。
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食事から何を除去すべきか

まず食事から何を除くべきか、そのリストをあげ、次にその理由を手短に述べます。これは食事 に関する手短なメモであり、論文ではありません。ここに述べたことは一般的に応用できます。 何が本当によいかは一人一人違っているので、私たちのほとんどにとって害のあるものをここで 非常に手短な理由と共にリストします。

除去すべきもの

肉、鶏肉、魚、卵(すべてのノンベジ食品)
精製糖、甘いお菓子、チョコレート、清涼飲料水、炭酸飲料、
ポテトチップス、スープ、コーンフレーク、ソースなどの包装食品
牛乳、プロセスチーズ、アイスクリーム
精製油、精製塩、精製小麦粉、白米を含む精製された食品
調理したトマト
アルコール飲料、タバコ、ドラッグ

 

最小限にすべきもの

薬の使用、体に自分自身を癒す機会を与えるために

手短な理由

なぜ、畜肉、鶏肉、魚、卵を含むノンベジタリアン食品を除去しなければならないのか

これらの食品は数時間以内に腐敗します。私たちは元来24 時間以内に排泄物を出すようにでき ていないので、私たちの内部で腐敗が起こります。私たちのうちに腐れ行く死体(これ以上絵画 的に説明できません)を運んでいると、小腸と大腸の精妙な裏地は、生成する毒を吸収してしま います。これが肉を大量に消費する国では、大腸癌にかかる率が高い理由なのです。

もし、私たちが長生きし、強く、勤勉に働くことを望むなら、自然から学びましょう。象、牛、 馬(馬力として力の単位になっています)はみなベジタリアンです。象は100 年以上生きます。ラ イオンや肉食獣は他方せいぜい15 年しか生きません。ライオンは邪悪で、暴力的で、食物とし て殺すためにしか一生懸命はたらきません。残りの時間は眠りに費やされます(1 日20 時間)

バーナードショーがベジタリアンになったとき、彼の知り合いの医師たちはそんな食事をすると 死んでしまうと警告しました。彼が高齢になったとき、なぜ、ベジタリアンがこんなにもよかっ たか、その医師たちのところに行って見せつけてやらないのかと質問を受けました。彼は「した いのはやまやまだが、彼らは何年も前にみんな死んでしまったのさ。」と答えました。

私たちの胃はこれらの食品を消化するために、もっとたくさんの酸を生成しなければなりません。 その食品自体大変酸性(尿酸を大量に生成する)なのです。それで、だれかが、潰瘍、関節炎、そ の他の皮膚病、腎臓病にかかっているなら、その原因を探すのに苦労する必要はないのです。

副腎ホルモン、別名ストレスホルモンは、動物が捕獲され、と殺されている間、非常に活発には たらきます。そうして産み出された副腎ホルモンは人間に再利用されます。こうしてそれが不必 要なパニック、ストレス、恐怖を引き起こすのです。(現代の精神病の問題はこれに由来すると 思われます。)

さらに、家畜は肥らせるためにあらゆる種類のホルモンや薬を与えられます。これらも人間に再 利用されて、男性も女性もひどいホルモン障害を受けるのです。抗生物質は餌に常時入っていま す。これらを摂取していると、万一それらの抗生物質が必要となったとき、効かなくなってしま います。

さらに、肉食は経済面から、また世界の食糧不足の観点からも意義がありません。500g の肉(た った二人分の分量です)を生産するのに、5kgから10 kgの植物(動物の餌として)を必要と します。

地球の水資源も枯渇しつつあります。1kgの小麦を育てるために、60リットルの水を必要と します。1kgの豆を育てるためには、200リットルの水を、1kgの卵を生産するためには、 3000リットルの水を、1kgの鶏肉を生産するには、8200リットルの水を、1kgの豚 肉を生産するためには、16400リットルの水を、1kgの牛肉を生産するためには、5万リ ットルの水を必要とします(出典高度な味「推薦図書」参照)

北アメリカのオガララ水源は、おそらく世界最大の地下水源であり、氷河時代からの人類の贈り 物でした。数年間でそれは完全に枯渇してしまいました。アフリカと南米の熱帯雨林は、世界の 肉食の人々のために、ハンバーガー生産用の牛に与える穀物を育てる場所を確保するために伐採 されてきました。 私たちは祖先からこの地球を相続したのではありません。それを将来の世代のために借りている のです。あなたが肉を食べるごとに、この地球を永遠に破壊しつづけているのです。

恐ろしいことには、数千リットルの血や他の廃物が、と畜場からインド中の川に毎日流れ出てい ます。 このことが今日のインドの若い人々に、胆石が高率に起こる理由になっているのではないでしょ うか。

道徳的にも霊的にも、自分たちの舌を満足させるために、他の動物を殺すことはどうして正当化 できるでしょうか。唯一の神しかありません。神は動物も創造しました。私たちが病気や困った ときに慈悲を求めて祈っているのはその神なのです。私たちが無慈悲に不必要に神の創造物を殺 したり、害したりしているのに、どうして神から慈悲を期待することができるでしょうか。よく 考えてください。

「我々は日曜日には私たちが歩む道の足もとを照らす光を求めて祈る。戦争にはうんざりしてい る。戦いたくない。それなのに、我々は死体をいっぱい腹に詰め込んでいる。」
ジョージ・バーナード・ショー

卵について言えば、それも肉や魚と同様早く腐ります。卵は大量のコレステロールをもっていま す。さらに無精卵は化学工場さながらに生産されます。雌鶏は非常にショッキングな状態で飼わ れています。決して日のあたるところを自由に歩くことはできません。いつもひとところに座っ て組み立てラインのように卵を産んでいきます。雌鶏はホルモン(もっと生産量を増やすために) や合成の黄色色素(子供の行動障害の最悪の原因の一つです)を与えられ、卵がもっと食欲をそそ るように見えるようにします。無精卵は雌鶏の排泄物に過ぎないのです。

卵は「濃縮された栄養の塊」であるというのは、私たちがずっと鵜呑みにしてきた神話です。ひと つの卵には鉄はほとんど含まれていませんが、1200 IU のビタミンA、大量のビタミンD を 含んでいます。コレステロールも入っています。一束のドラムスティックの葉には6000 IU のビタミンA が、一束のコリアンダーの葉には10000 IU のビタミンA が含まれています。

比べてみて下さい。ビタミンD は太陽から得られます。太陽の作用により、皮膚にじかに形成さ れます。そして、植物食品はコレステロールはまったく含まれていません。 多くの寄生虫病、潰瘍、関節炎、にきび、喘息、精神病、心臓病、血圧、癌、腎臓病は、ノンベ ジタリアン食品を食事からすべて除去すると劇的に速く効果が出ます。

なぜ、精製糖、甘味料、チョコレート、清涼飲料、炭酸飲料などは除去すべきなのか

これらはのものは栄養価がないからです。これらは体が燃やさなければならない「空のエネルギ ー」なのです。いわゆる、容器に入ったジュース、フレッシュジュースは濃縮されたものか、純 粋な化学物質からできています。それらは水、砂糖、合成香料、クエン酸、保存料を含み、栄養 はまったく含んでいません。 しかし、意識状態は非常に低く、専門家の間でもそうなので、この種のジュースが近代的な病院 の中でも重症な患者にも食品として提供されているのです。

砂糖は酸性です。砂糖は私たちの組織を疲弊させ、あらゆる種類の苦難へと向かわせます。精製 過程には、いくつかの腐食性の化学薬品を砂糖に加えることが必要です。砂糖によって引き起こ されたり、誘発されるたくさんの病気が本に満載されています。(実際それに関するとてもいい 本があります。「シュガー・ブルース」という本です)私たちはその一般的な病気を少数あげるこ とにとどめます。-子供の行動障害(過活動、かんしゃく、低い集中力、勉強についていけない、 勉強に興味がない、不眠、すぐに気分が変わる)潰瘍、皮膚病、関節炎、腎臓病。 砂糖は私たちのバランスを崩し、脳の嵐を引き起こします。精神障害、うつ状態、恐怖症、恐怖、 偏執症、強迫観念、てんかんにかかっている人は、食事から精製糖、砂糖を含む食品を除去すべ きです。

多くの人がコーヒーや紅茶に砂糖を加えることを控えるのを見てきました。(もちろん、それも 一つの成果です)。ところが、次の瞬間に、お菓子やチョコレートを食べたり、コーラやソフト ドリンクをがぶ飲みしたりして、物事を台無しにしてしまいます。250mlのソフトドリンク には、小匙8杯の砂糖が含まれています。2.5 センチ平方のチョコレートには、小匙20杯ほど の砂糖が含まれています。ソフトドリンクは決してあなたの体にはソフトではありません。砂糖 のほかにリン酸を含んでいます。それは腐食性があり、体がカルシウムを利用することを妨げま す。それは子供の歯を溶かし、肉体と心の成長を遅らせます。カフェインを含む飲料(どのコー ラでも)は習慣性があり、腎臓を悪くすることがあります。「ダイエット」と書いている飲料は、 砂糖を含んでいませんが、他の甘味料を加えています。それらは非常に危険であり、ある国では 「タバコ」と同様、法律で警告表示を必要としています。

私たちは学校の手におえないので退学するように勧告された子供たちを見てきました。ある学校 では彼らに「知恵遅れ」のレッテルを貼りました。実際にそうなりつつあったのです。皮肉なこと は、それは両親が子供たちに何を食べさせていたかによるのです。 私たちは親や教師によい子だった報酬としてチョコレートやジャンクフードを与えないように切 に訴えてきました。それは矛盾しているからです。子供たちのよい行為に対し、子供たちにとっ て有害な物質で報いてはいけません。

なぜ、あらゆる包装加工食品を除去しなければならないのか。
チップス、スープ、ソース、コーンフレークなど

これらの商品の添加物に注意してください。大半の添加物は発癌性があります。栄養的にもこれ らの袋詰めのお菓子は、どう想像力を働かせても、「食品」に分類することができません。MSG (グルタミン酸ソーダ)は、これらのほとんどの食品の中に入っていますが、神経に損傷を与え て、子供の精神的な成長を遅らせることがあります。過活動、集中力のなさ、頭痛、首の痛みの 一因となっています。

一般に信じられていることと反対に、コーンフレークは言われているほど栄養がありません。コ ーンフレークは80%の砂糖と精製小麦(栄養的にはゼロ)と残りの20%はおかしな名前のつい た化学物質です。「ビタミン添加」も策略のひとつです。現実にこれらは私たちの体には同化吸収 することが不可能であり、結局、私たちの体はそれらを毒として扱います。もちろんそれは私た ちの肝臓と腎臓が痛めつけられているということを示しているのです。

私たちは完璧に善良で健康な子供たちが、悪化して、家でも、学校でも手におえない悪魔になっ ていくのを見ました。これらの子供たちや親たちの心の傷は見つめていく必要があります。しか し、真実のところ、彼ら自身が作り出したのです。これらの90年代の「ジャンキー」はジャンク フードを食べて生きてきたのです。

なぜ、ミルク、プロセスチーズ、ミルクをベースとした菓子を除去しなければならないか

西洋では意識が高まっていますが、インドや発展途上国ではミルクがどれほど害を与える食品で あるかまだ理解されていません。以下にミルクを飲まない方がよい理由をいくつかあげます。そ のテーマに関する本を読んでさらに自己教育されることをお勧めします。(付録参照推薦図書)

常識を使ってみていくことにしましょう。自然界の中で母乳から離乳した後、他の動物のミルク を飲む動物がほかにいるでしょうか。子牛でもいったん離乳すると、牛乳を飲みません。なぜ、 人間だけがそうするのでしょう。ペット(犬や猫)はミルクを飲みます。私たちがペットにそうす るように堕落させたのです。

ミルクのカルシウムは、カゼインと結合しています。カゼインと乳糖は、それぞれレンニンとラ クターゼによってからだの中で分解されます。これらの酵素は3歳までには人間の体からなくな ってしまうのです。多くの場合もっと早くなくなってしまいます。(牛乳は人乳より300倍の カゼインが含まれています)。ついでながらカゼインはにかわの原料となる物質です。ミルクの 中の粘着物質は、体の中で消化されず、小腸の粘膜にこびりつきます。小腸はそれを洗い流すた めに、さらに粘液を分泌して反応します。細菌がそれを食べることによって、それは分解し、腐 敗しはじめます。この腐敗した物質は体の中で押し出されますが、決して離れず、体がそれを出 口まで押し出そうと努力して、さらに粘液を分泌させます。もしあなたが、扁桃腺炎、気管支炎、 副鼻腔炎、耳の感染症、喘息、膿んだ目、おりもの、アメーバ症、偏頭痛、仙痛にかかっている なら、ミルクをやめてください。

ミルクのカルシウムは実際には役に立ちそうに見えて役に立ちません。私たちはそれを求めると、 あらゆる病気を引き受けることになります。実際はミルクを飲めば飲むほど、カルシウム欠乏症 にかかりやすいのです。ミルクの高いリンの含量によって、血液がリンとカルシウムとの間で維 持している微妙なバランスを崩されてしまいます。リンの含量が高いため、血液はカルシウムを 健康な骨や歯から引き出してこなければなりません。それで、ミルクを飲むことは、骨粗しょう 症を引き起こしたり、歯を悪くする原因になることがあります。もっとも骨粗しょう症が多い国 はどこでしょうか。ミルクをがぶ飲みする国です。スエーデン、USA、フィンランド、イギリ スの骨粗しょう症の率が最も高い国です。 そのようにして血液によって運ばれた過剰のカルシウムは、軟部組織に蓄積し、腫瘍、白内障、 腎結石、胆石、脊椎症、坐骨神経痛、甲状腺症、前立腺疾患、動脈硬化、その他多くの病気のも ととなります。

ミルクを飲んだとき、からだが行う最初のことは何でしょうか。体は、消化のために胃の中に長 く滞在させるために、ミルクを凝固させる酸性の酵素を生成します。 それでミルクの直接の作用は即座に体の中に酸を作り出すことなのに、どうして胃潰瘍の患者が ミルクでよくなると期待できるのでしょうか(ここでは常識を使いましょう)。もちろん「冷たい ミルク」を取らなくてはだめだということを聞いたことがあるにちがいありません。なぜ、冷た いミルクなのでしょう。なぜ熱いミルクではいけないのでしょうか。もう一度常識を使いましょ う。一時的に楽になるように作用するのは「冷たさ」なのです。ミルクではありません。それな ら、冷たい水のほうがもっとよいのです。

とっていけないといわれているものは、酸っぱいものです。実際は、レモン水もタマリンド水も 強力な抗酸性剤なのです。(医者がこれらのものは酸性だといいつづけているのは奇妙に聞こえ ます)実験室の「顕微鏡」下で見えるものは、体の中で見えるものとは必ずしも一致していません。 体の中ではどちらも酸を取り除きます。私たちの伝統的な食事パターンからヒントを取り出して みましょう。私たちの食べるチャツネ、チャート、サンバー、ラサムはどれも辛いものです。潰 瘍を引き起こす辛さを解毒するために、いつもタマリンドを使います。

辛さを解毒する他のものは、純粋なデシ・ギー(純化したバター)です。もう一度、南インドの 食事からヒントを取り出してみましょう。給仕するご飯にはデシ・ギーを自由につけ合せます。 辛いサンバーやラサムの辛さを解毒するためです。手術の対象となるような胃潰瘍、十二指腸潰 瘍の人は、単にこれら2つのことを変えるだけで、外科のメスからのがれることができます。

(a)ギー(すべてをギーで料理してください。油ではだめです)、バター、自家製のヨーグルト以 外のノンベジタリアン食品、卵、乳製品を断念すること
(b)朝目覚めたときに新鮮なレモンと水を飲むこと。(蜂蜜は加えてもかまいませんが、塩や砂糖 はだめです。)

試してみてください。私たちの言葉を鵜呑みにしないで下さい。10~15日以内に違いがわか るでしょう。数日間は寒気がして悪化したように見えるかもしれません。しかしそれは過ぎ去り ます。それは体が蓄積したごみを放出するために予期しない変化が起こっているのです。尿酸が 関節から出てき始めると、関節に痛みを感じるでしょう。1月もすると新しい人間になったよう な気がするはずです。

体重も減少するでしょう。このことは多くの人が「弱く」なったとパニックを引き起こすかもしれ ません。残念なことに、インドでは「健康」を太っていることだと連想しているのです。意識レベ ルが非常に低いのです。医学の世界では患者に太っていることは健康でないと教育して注意を払 う人はわずかしかいません。多くの人は40歳の年齢では肥満はよくないということは知ってい ます。しかし、肥満の原因は子供時代に敷かれるということを理解している人はほとんどいませ ん。すべての病気のもとは、子ども時代の条件付けで獲得した間違った食事パターンによって始 まるのです。

親や祖父母がこの情報に対して「でも子供たちは子供時代を楽しまなくては」といって反応する のはばかげています。そうです。子供時代を毎月医者に通って、抗生物質をがぶ飲みして楽しん でください。そして大人なってから高血圧、糖尿病、腎臓病、心臓病、関節炎、癌にかかって苦 しんでください。

なぜミルクは消化できないのか

レンニンやラクターゼは昔は体内に生成されていました。なぜ現在では人間の体はこれら の酵素は生成するのをやめたのでしょうか。なぜミルクの消費が人間にとって災いになっ たのでしょうか。次のことを考えて下さい。我々は牛のことを母牛といいます。なぜなら、 母親のように我々にミルクを与えてくれるからです。実際には母親以上です。なぜなら、 自分の赤ちゃんを犠牲にして我々にミルクを与えてくれるからです。

この母牛をどう扱ってきたか。近代的な牧場に行き、牛がどのように取り扱われているか 見て下さい。この穏やかな草食動物には、薬で過剰の飼料を与えられ、その飼料の中に鶏 の骨が与えられています。母牛は愛情のある牛飼いによってやさしく搾乳されてはいませ ん。その代わり、牛の乳房は機械につながれています。1 年中、このがさつな方法でミル クを分けるために長い間立っています。牛のミルクはホルモンの力で生成されています。 この偉大な非暴力の国、インドでは、状況はもっとショッキングです。オキシトシンは産 婦人科医が出産の時に使うホルモンです。子宮の収縮が不十分な時に使われます。オキシ トシンは子宮を収縮させるからです。

インドの搾乳業者は1日に2回このオキシトシンを注射します。1日に2回動物に産みの 苦しみを与えています。そうするのはミルクの流れがよくなるからです。オキシトシンは 世界中で動物に使うことが禁止されています。しかし、インドではたやすく手に入ります。 ほとんどの搾乳業者がそれを使っています。人間がそれが入ったミルクを飲むといくつか の疾患を引き起こしますが、それだけでなく、動物にはひどい苦痛を与えます。

もしそれでも十分に出ない場合は、インドの搾乳業者は鉄棒を牛の子宮に押し込み、痛み を引き起こすほど乱暴にゆすります。彼らはそうすることによってミルクの出がよくなる と信じているのです。これがどんな感じがするか想像できますか。このような拷問を受け て、牛は我々にどんな種類のミルクを与えてくれると思いますか。栄養のあるもの?あな たがその牛だと想像してみて下さい。人間に対し、どのような感情をいだくと思いますか。 ミルクでよく育つように人間を祝福しますか。人間が苦しむように呪いますか。撒いた種 を刈り取らなければなりません。おそらく人間は世界中の牛の集団的な呪いに苦しんでい ます。

マネカ・ガンジーの[頭と尾」を読んで下さい。そこには牛の檻について、雄牛が生まれ たらどうなるかについて(それらは飢え死にさせられます)、間違った経済的な理由でボ ンベイだけで毎年何千頭もの健全な牛や水牛が殺されているということについての恐ろし い物語が書かれています。そうするとあなたはなぜ牛乳がそんなにたくさんの病気を生じ させるか理解するでしょう。

母性は神のもっとも貴重な贈り物である。母親は国の幸福、不幸の作り手である。魂の筋 肉でそれらを作り出す。これらの筋肉は母親たちが教えるべき2つの教訓によって強くな る。罪をおそれること、徳を好むことである。どちらもすべての内なる動機のもととなる 神への信仰に基づいている。その国がどれだけ進歩しているか知りたければ、母親を知り なさい。母親たちは恐怖や不安がないか、すべてのものに対する愛情に満ちているか、忍 耐と徳の訓練を受けているか。もしあなたが文化の輝きを身につけたければ、母親を見な さい。ゆりかごをゆらしている、食事を与えている、養育している、教えている、赤ちゃ んを愛撫している母親をみなさい。母親と同様に、国は進歩していく。母親と同様に、文 化の芳香がある。
バグヴァン・シュリ・サッチャ・サイ・ババ

なぜ、精製油、精製塩、精白小麦、白米を含むすべての精製された食品を除去しなければならな いのか

「精製」という言葉が使われる場合、自然が供給する自然状態の生産物が、栄養素を除去され、製 品のシェルライフを長くするために、いくつかの化学物質が付加され、だいなしにされたことを 意味しています。 その製品はよくは見えます。味もおそらくよくなっているでしょう。しかし、私たちの健康には よいでしょうか。

精製油-アメリカには精製油を健康によいと宣伝すると違法になる法律があることを知っていま すか。なぜでしょうか。なぜなら、諸研究によると、精製過程で油に加えた化学物質は、癌を生 じるからであり、また、精製油は心臓病の予防にはバターやギーほどよくはないからです。イン ドのマスコミには、精製油のほうがいいと宣告する広告が大手をふっています。条件付けは非常 に強力なので、医療の専門家たちもだまされて、医者が広告の中で提供された情報を、不幸な患 者に提供しているを目にします。精製しない油のほうがはるかによいのです。それぞれの地域に は、特産の油があります。菜種油、ココナッツ油、ごま油、オリーブ油などです。

精製塩-海塩、岩塩は自然によって供給され、それが食すべき形態なのです。インドは塩に対す る独立の戦いを行い、勝ちました。私たちは塩に対してもう一つの戦いをしなければなりません。 病気の戦いというべきでしょうか。海塩は神がもっとも自然で精妙な状態で与えてきたのに、塩 にヨウ素を加えるという口実で、商業は一般の人から神が与えようとした塩を摂取する権利を奪 ってしまいました。今では自然の海塩を見つけることがほとんど不可能だということを知れば、 恥ではないでしょうか。

「科学者たち」(彼らは商業によって資金を与えられています)は、甲状腺の病気はヨウ素の不足 の結果だと政府を説得しました。しかし、現在ほど多くの甲状腺の病気をかつて見たことがあっ たでしょうか。これらの甲状腺の患者にどちらの塩を取っていたか聞くと、答えはほとんどいつ も「精製塩」なのです。 ヨウ素は劇物の化学物質です。どうして一律に全部の塩に加えることなんてできるでしょうか。 ある人々は塩を少ししか食べません。一方たくさん食べる人もいます。インドのピクルスは塩を たくさん使います。たしかに、もしヨウ素が不可欠の化学物質であるならば、制御できる仕方で 供給されなければなりません。 いいえ、みなさん、それは商業的な利益に合わないのです。それで彼らは包装し、宣伝し、法外 な価格で売ろうとしているのです。ヨーロッパの国々では、人々は選択する権利を持っています。 自然の海藻、海塩、精製塩を選択する権利を持っています。インドでは政府が私たちみんなにか わって選択する権利をもっていると当然のことのようにふるまってきました。

精製塩は酸性です。体はそれ自身の知性を持っていますが、この酸性を中和するために水を保留 します。水の保留により、組織はつまってしまいます(雨でぬかるんだスラム街のように)、さ らにそれは毛細血管、動脈、静脈を詰まらせ、これらの経路に圧力をひきおこします。高血圧に なるのです。これに加えて、不消化のミルクのカゼイン、肉、卵、チーズのコレステロールのか すが残ります。(それらは血液によって運ばれ、動脈の中にあちこちに溜まります)、そして、あ なたはバイパス手術、脳溢血という完全な病気となるのです。

高血圧患者には利尿剤が与えられます。水を体外に排泄するのを促進する薬です。残念なことに は、酸は残ってしまいます。それが利尿剤を飲んでいる高血圧患者が必然的にひどい皮膚炎を起 こす理由なのです。これは皮膚から酸を排泄しようとしているのです。また、多くの高血圧患者 はこの酸のために腎臓を傷めてしまいます。

精白小麦-小麦はすばらしい食品です。たいへん栄養があって、健康的な食品です。それが「精 製」されると、いいものが全部除去されてしまいます。「胚芽」と「繊維」は剥ぎ取られてしまいま す。スーパーでのシェルライフを長くするためにです。「ビタミン」、「アミノ酸」添加の小麦粉 を買うことは役に立ちません。なぜなら、それらは自然のものでなく、体に吸収されることがで きないからです。全粒小麦にとどまってください。インドでは小麦製粉機(石挽き法を使ったも の)があります。精白していない全粒小麦が手に入れば、製粉機であなたの目の前で小麦粉に引 くことができます。

黒パンを買おうとして、罠にはまらないでください。それは通常色がつけてあるだけです。あな たが買いたいのは、全粒小麦パンなのです。あなたの地元のパン屋に全粒粉で、添加物、卵、着 色料、ミルクを入れずにパンを作ってくれるように要望しましょう。パン屋は通常1オーダーで 10斤のパンを作ります。それは2~3家族がいっしょに注文し分け合えばいいのです(近所全 部が健康なパンに切り替えるまでは) 注:小麦に対してアレルギーを引き起こす人がたくさんいます。また、食べた一粒一粒の小麦が 粘液に変わって、慢性副鼻腔炎、耳だれ(メニエル氏症候群、耳鳴りにいたる)、気管支炎などの 病気を引き起こす人もいます。

白米-小麦粉の場合と同様、白米もいいところが除去されてしまいます。私たちが食べるべきな のはパーボイルドライスです(北インドではセラ米として知られています)この米はもみの中に入 っている間にボイルされ、それでよいものは米の中に浸透しています。この過程を経た後に米は 精米されます。 玄米は栄養的には非常によいのですが、大半の人々にとっては消化することが大変難しいのです。 あなたが玄米を消化できるのならば、それを用いてください。

なぜ調理したトマトを食事から除去するのか

トマトは料理すると非常に酸性になります。「酸性を生じる」食品を私たちの食事から除くこと(多 くの病気は酸性にその原因があり、または酸性食品によって悪化します)が私たちの努めですか ら、トマトを使うことには、料理せずにしかも熟したものを使う限り、意味があります。

さらに、トマトは近年(インドでは数百年前)に私たちの食事に入ってきました。そしてタマリン ドに取って代わりました。タマリンドはフッ素と結合するユニークな性質を持っていて、フッ素 を私たちの体から除去し、フッ素含量の高い水道水を飲んでいる人々のフッ素病を防いでくれま す。アンドラプラデッシュの多くの村は非常に高い率でフッ素病にかかっています。その理由は この村では一挙にトマトに切り替え、タマリンドの使用をやめてしまったからです。

なぜ、タバコ、アルコール、ドラッグを除去しなければならないか

これらの物質に有害であるという意識レベルは非常に高まっています。タバコを吸わない人が気 づかなければならないことは、たえず受動的な喫煙を受けていることがあるということです。あ なたの子供やあなたがタバコの煙のない空気を吸う基本的な権利を奪われていると感じたなら、 ためらわず声を出して主張しましょう。あなたの家庭で誰かがタバコのみ、酒飲みがいたら、彼 等に依存症サンジーヴィニ(「精選サンジーヴィニ複合剤」の中にある依存症複合剤を参照してく ださい)を試してみることを提案します。このサンジーヴィニは、慈しみと理解と共に与えられ ますと、多くの人がタバコ、酒を含む依存症を放棄することを助けてきました。

タバコは肺、動脈、骨を損ないます。アルコールは肝臓を損ないます。どちらもあなたの人生を 破壊します。ドラッグは私たちの心と知性を破壊します。さらには、私たちの体と魂を破壊しま す。 抵抗すべきことは、タバコ、アルコール、ドラッグの最初に一服です。仲間の圧力にも責任があ ります。しかし、私たちは自分の人生を自分のために生きていて、仲間のためではないのだとい うことを忘れないでおきましょう。他人が自分をどう思っているかに過度の重要性を払ったなら、 私たちは操り人形になり、他人が望むまま自分の人生を生きてしまうのです。

食事に何を加えるべきか

・水、新鮮な季節の果物、新鮮な季節の野菜、バター、ギー、自家製ヨーグルト、バターミルク
・全粒穀物(季節による)、例えば、小麦、大麦、パーボイルドライス、玄米
・レンズマメ、ダル、豆類(常にタマリンドも加えます)、ナッツ、種子、ごま、ひまわり、
アーモンド、胡桃、ピスタチオ、ココナッツ
・(冬に)ドライフルーツ
・新鮮なレモン水(砂糖を入れないで)
・タマリンド-レンズマメに(フッ素病と酸性を防ぎます)
・もやし
・小麦若芽、リジュヴェラック(別の章を参照してください)
・注:フライを食べなければならないなら、精製していない油のみ使ってください。体調が悪け れば、フライは最小限にしてください。

成長する子供に対しては- ごまから作ったミルク、スイカの種、大豆、小麦、ココナッツ、ア ーモンド、デーツと蜂蜜と合わせ、カルダモンで香りづけしたピーナッツ、サフラン、天然のバ ニラなどを加えます。これらは何らかの理由で母乳が十分でない場合には、乳児にも与えること ができます。そのレシピは「レシピ」の章にあります。

いくつかの共通の疑問

どこでたんぱく質、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB12、鉄を補給するか

たんぱく質-たんぱく質はアミノ酸からできています。アミノ酸に欠乏することは決してありません。 地上に育つものは、すべてアミノ酸を持っているのですから。象、牛、馬はアミノ酸をどこから得てい るのでしょう。穀類と草から得ているのです。 穀類すべて、豆類、野菜類すべてはアミノ酸に富んでいます。

カルシウム- 自然はそれを豊かに持っています。また、リンとマグネシウムがちょうどよい 比率含まれ、吸収しやすい形になっています。すべての緑黄色野菜、種実類、ごまとアーモンド においては特にそうです。もし何らかの理由で母乳が十分でなかったなら、小さな赤ちゃんでも ごま、ココナッツ、小麦、アーモンド、大豆から作ったミルクを与えることができます。

ビタミンA - 緑黄色野菜、黄色の果物、マンゴ、パパイア、ニンジン、桃にはビタミンA が 豊富に含まれています。ドラムスティックの葉、花、果実、コリアンダーの葉、ミント、これら はビタミンA のもっとも多い給源です。

ビタミンB12 - これは動物性食品のみに由来するといわれています。そうです。小腸管の中 に住む動物、友好的な細菌から得られます。もし抗生物質でそれらを殺さなければです。もし抗 生物質を受けていたら、手作りのヨーグルトを好きなだけ(日没後はとらないでください)、また、 レジュヴェラックをとってください。通常、あなたが自然療法に入れば、抗生物質は直接的にも 間接的にも入ってこないでしょう。心配することはありません。あなたの体は自分のバランスを とり方を知っています。

鉄- 緑黄色野菜には、ドライフルーツや大半のフルーツと同様にたくさん鉄分が入っていま す(カットしたり、皮を向いた後、そのまま放置しておくと褐色になるものにはたくさん含まれ ています)。鉄分の必要量を満たすにはミルク、肉、卵が不可欠だというのは、商業的な利益団 体が私たちに吹聴した物語です。一鉢のほうれん草には240リットルのミルクに匹敵する鉄分 が含まれています。卵には鉄分はほとんど含まれていません。

私たちは食べ物をどのように食べるべきか

私たちは意識して食べなければなりません。私たちが何を食べているか意識するだけでなく、食 べ物に対し、どれだけ感謝して食べなければならないか、鋭い意識をもって食べる必要がありま す。

おしゃべりしないで食べるようにしてください。最初に神に感謝の祈りを言ってください。何千 までは行かなくとも、何百のジグゾーパズルが合わさって、この皿の食べ物があなたのところに やってきたということをイメージに描いてください。

食べ物を正しくかんでください。「液体のものは食べること、固形のものは飲むこと」というこ とわざがあります。その意味はジュースなどは非常にゆっくり、口の中で移動させながら、唾液 とよく混ぜ合わせてから、飲み込むということです。他方固形食品はまずよくかんで液体にして、 それから飲む込むということです。消化の多くの部分、特にでんぷんでは口の中で行われます。 胃に半分の量だけ食べてください。残りは消化液で食べ物を「料理」するスペースをとっておいて ください。

あなたが病気か調子悪い場合、食べることをまったくやめるか、果物だけ食べてください。(果 物の方がそのジュースよりそれを咀嚼するのでその分いいのです)、そして蜂蜜を加えたレモン 水飲み飲んでください。食べ物は消化のためにエネルギーを使います。私たちが回復するのに必 要なエネルギーを使います。

注:この章で述べたことは一つの見方にすぎません。あなたの常識に訴えることのみ受け入れて ください。それ以外は捨ててください。これは自然療法の論文ではありません。これは自然と合 致して生きるという探求の出発点にすぎないのです。あなたの健康はあなたの手の中にあります。 ここからどこまで遠くに行くかはまったくあなた次第なのです。あなたの個人的な素質(プラク リティ)を理解するようにお勧めします。「推薦図書」を見てください。トリドーシャを理解する と、あなた自身の食事の要求に完全に同調することができます。

サトヴィック(純粋で健康を推進する)食事とは、我々が口を通して摂取する食べ物だけではない。 鼻を通して呼吸する純粋な空気、目を通してみる純粋な光景、耳を通して聞く純粋な音、足や手 を通して触れる純粋なものもそうである。五感を通して摂取するものは、食事といってよいであ ろう。悪い音、悪い光景、悪いものに触れることは、サトヴィック食とならない。
バガヴァン・サッチャ・サイ・ババ

健康と調和のための食事と生活スタイルガイドライン

※以下の文章は、サンジーヴィニのヒーラーズガイドから抜粋しました。
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はじめに

今日の世界には多くの苦しみがあります。「生活水準」はどの国も向上しました。 しかし、「健康水準」は最低です。世界のどこかの病院を少し訪ねてみてください。 人間の「水準」がどんな状態かわかるでしょう。 自然災害は別として、今日の苦しみの大半は人間が作り出したものです。

貧しい人たちは「剥奪」の病気に苦しんでいます。これらのものには栄養不足(ベリベリ、 壊血病、極端な場合にはエチオピアのようにマラスムスも含む)、盲目、また赤痢、コレ ラ、チフス、マラリア、黄疸のような不潔な生活状態によってかかる病気も含まれます。

他方、金持ちは「豊満」や「過剰」の病気に苦しんでいます。これらには糖尿病、リウマ チ、関節炎、高血圧、心臓病(コレステロール)、腎臓病、喘息、骨粗鬆症、鬱状態、皮 膚病、パーキンソン病、前立腺疾患、癌、胃酸過多や胃潰瘍、胆石、脊椎症、甲状腺疾患、 偏頭痛、肥満やそれに関連する病気、多発性硬化症、痔、副鼻腔炎、敗血症などが含まれ ます。リストし続けてもきりがありません。

かつてこういうシステムがあったときいています。古代中国では、家庭医は月のおわりに お金をもらいます。ただし、家族の誰もその月の間病気にならなかったときのみです。も し、誰かが病気になったなら、その人をよくするのが医者のつとめで、しかも医者はその 月はお金をもらいません。なぜでしょう。医者は自分の仕事をきちんとしていなかったか らです。「予防的な」健康法を実施すること、肉体と精神の健康を維持できるように家族 の食事や生活習慣を指導することが医者のつとめだったのです。言い換えれば、医者は あなたが病気にならないことで利益を受けていたのです。

今日ではその過程は逆になっています。私たちは医者のところに行き、病気になったとき にお金を払います。正直のところ、医者たちにはこのことに対して責任はないのです。私 たちが私たちのみがこれを変えることができるのです。

「健康管理」という言葉が使われるとき、私たちはワクチン、予防接種、健康診断、生検、 前立腺テスト、尿検査、血液検査、CTスキャン、超音波スキャン、MRIなどを考える ようにプログラムされています。 世界中のどの政府も「健康」省、「健康」事業、「健康」保険を持っています。健康はそ れがないことによって目につきます。私たちが実際に有しているものは、「病気」省、「病 気」事業、「病気」保険なのです。何10兆円ものお金が毎年「健康管理」に費やされて います。医療技術の最先端にある国で特に顕著です。しかも、健康でなくて、不健康が日 常の様態です。

なぜでしょうか。

なぜなら、みなさん、健康は薬局では買えないからです。それはお金を「消費」しません。 健康は健全さへの妥協なき追求を要求するのみです。母なる自然と、そのすべての被造物 との平和で調和のとれた共存の道こそが、唯一の健全な道なのです。 皮肉とは思いませんか。私たちはまず不健康を得るためにお金を費やします。(無分別な 過度の享楽)それから、健康を回復しようとして、たくさんのお金と膨大な国家的、人的 資源を費やします。

気になりませんか。私たちは医者や病院に通っているときでも、大量の間違った食品をが つがつ食べ、享楽的で怠惰な生活を続けています。そのどれも災いを付け加えるだけです。

 

現代の病気に対する反応

病気は私たちに否応なく襲いかかってきます。そして、私たちはその場しのぎの「解決手 段」を求めています。 例を取りましょう。私が頭痛がするとします。私の反応はどうでしょうか。痛みどめの薬 を口にほうりこみます。痛みは消えます。しばらくの間だけです。数時間、数日、数週間 後にまた痛みが戻ってきます。さらにたくさんの錠剤を口にほうりこみます。痛みが戻っ てくるごとに、痛みはひどくなってきます。頻度も大きく、持続時間も長くなってきます。 すぐに飲む錠剤の数を増やさねばなりません。なぜなら、痛みはもはや「反応」しなくな ったからです。

これはさらに悪化していき、「偏頭痛」に打ちのめされます。さらに悪いことには、胃酸 過多(これは鎮痛剤の副作用です)になり、ついには胃潰瘍になってしまします。このた めに、制酸剤を飲み始めます。それはしばらく立つと肝臓をいためるでしょう。腎臓をい ためるのもその延長上にあります。その場しのぎの「解決手段」はドミノ効果があり、私 たちの重要な機能がすべて破壊されるところまできてしまいます。 一方、私は次のような病気を生み出す「食品」の一部かすべてで自分を満たし続けていま す。

1.消化できない食品、私たちの身体に緩慢な毒として作用する。たとえば、牛乳、精製 油など
2.暴力的な食品(ノンベジ食品)、これは私たちの身体を腐敗した墓地に変えてしまい ます。
3.発癌性、神経を破壊する食品添加物、合成着色料、保存料、着香料、グルソー。加 ほとんどの工食品、飲料に入っています。
4.苛性ソーダ、ホルマリン、尿素、オキシトシン(女性ホルモン)皆牛乳に入っていま す。
5.放射線照射食品、電子レンジ食品、それらが悪影響があることはいまやっと理解され 始めてきました。

病気に対してどのように対応すべきでしょうか

先ほどの頭痛の例に戻りましょう。痛みは病気ではありません。それは深いレベルで問題 が存在すると言うことを、身体が私たちに告げる方法なのです。 身体は私たちに何を期待しているのでしょうか。 身体は私にもっと知的に責任のある態度で応答することを期待しています。そんな状況下 でなすべきもっとも容易で最良のことは、通常の食品から遠ざかることです。希釈した新 鮮なフルーツジュース、果物、野菜スープで済ませることです。何よりもいいのはレモン 水と蜂蜜で断食することです。このように応答すると、私と私の身体との間に対話のチャ ンネルが開けてきます。数時間のうちに私は何が問題だったのかわかるようになります。 たいていの場合、便秘か不活発な肝臓のためなのです。

私たちが食べたものを消化するには、他のどの活動よりも「エネルギー」をとられます。 頭痛があるときには、食べることをやめるか、果物(果物は自己消化する)のみを食べる ことが、私が身体のためにできるもっとも親切なことなのです。身体から老廃物を除去す ることは、食べることよりもはるかに重要なことです。この活動も「エネルギー」を必要 とします。身体は「ゴミ」を除去するために手持ちの資源を利用することができれば、非 常にありがたいと思うでしょう。ゴミは私たちの中で「悪臭」を放ちます。この悪臭が頭 痛なのです。

頭痛は便秘によるのでなくて、副鼻腔の詰まりによるのだとします(目の周囲と背後には 9つの副鼻腔があります)。「断食」で応答することは、その場合も最良の応答になりま す。詰まった副鼻腔はゴミ捨て場です。体によって生成された過剰の粘液がある(ミルク、 乳製品が主犯です)と、体はその粘液を外に出そうとして副鼻腔に注ぎます。それで体の 正常な機能を営むことができます。副鼻腔は空の空気のポケットです。体の内蔵するゴミ 袋なのです。そして、唐絵だの叡智はそれらをこのように使います。それらがほとんどい っぱいになった場合、額部分に圧力が形成され、そのために頭痛が起こるのです。

私が断食で対応するとき、身体は粘液を排出するというエネルギーボーナスの利点が得ら れます。私は鼻からひどく鼻水がでる重い風邪の症状にかかったことがありました。する と頭痛は直におさまっていきました。ゴミは私の内側にあるより外側にある方がよいとい うことに気づいて、私は自分の「風邪」に幸いだと感じました。私はレモン水と蜂蜜で断 食を続けるか、果物だけを食べ続け、サンジーヴィニで免疫システムを強化し、可能であ れば、1日、重い日常の仕事を休みます。 ゴミが排泄されると、私は自分と、私の内にあるシャクティと、波長を合うようになりま す。そして、私の本能は私に何を食べるべきか語るようになります。

病気を理解する

嫌悪、嫉妬、怒りのような否定的な感情は、私たちの内部に化学反応を引き起こします。 そして、それが自己破壊を引き起こします。私たちの誰もが、遺伝によって引き継がれた、 ある病気にかかりやすい潜在的な傾向をもっています。

病気とは何でしょう。

私たちの欲望は火のごとくです。それに燃料を供給すればするほど、あかあかと燃えさか ります。欲望は必ずしもいつも達成できるとは限らないので、葛藤、怒り、嫌悪の念が入 り込んできます。 病気とは私たちの過度の放逸による自己破壊への飽くなき努力に対する母なる自然の応答 です。病気は私たちを減速させる自然の道です。自然は慈悲をこめて、私たちが崖っぷち に向かっていることを、まず軽い病気で警告してくれます。私たちが頑固に耳を傾けるこ とを拒むと、自然は重い病気で私たちを制限します。

一方、健康は調和へもどる喜びの旅です。欲望、物質の所有、感覚の満足は、それら本来 のあり方で眺められています。愛、信仰、慈悲、分かち合い、援助が、否定的な感情にと って代わります。こうして私たちは内なる導き手に触れるようになります。もし私たちが 耳を傾け、波長を合わせれば、内なるガイドは決して私たちを導き損なうことはありませ ん。

サナタナ(時間を超えたー自然の)のヒーリングの方法においては(この中に私たちは次 のものを含めます。アユルヴェーダ、自然療法、ヨーガ、鍼、指圧、反射療法、ホメオパ シー、ラディオニックス、波動ヒーリング、スピリチャル・ヒーリング、ホリスティック ヒーリングシステム、すなわち、患者は体、心、霊からなると見なされ、治療はその3つ のレベルでなされるシステム)、身体自身のいやしの力を目覚めさせます。その宇宙エネ ルギーはバランスがとれると、あらゆる存在段階のあらゆる狂いをただしてくれます。こ の癒しの力は様々な名前で知られています。ヨーガではプラーナと言います。鍼灸では気 として知られています。ホメオパシーや他の自然療法では、生命力として知られています。 それゆえ、サナタナの健康法では、私たちはその癒しの力を、生かし、目覚めさせ、活性 化し続けるように働きかけるのです。

 

食事の習慣と本能

私たちの食事の習慣は次のものによって導かれています。

a.味覚

b.宣伝による条件付け(医学の専門家たちが得る知識の多くも、広告によるものだとい うことを覚えておいてください。これは直接テレビから得る場合もあります。また、さら に悪いことには、間接的にしかももっと狡猾な方法で、定期的に「研究」を報告する既得 権者によるばあいもあります。その研究は「彼らの製品」は健康によいということを示す 目的があるのです)医学専門家は、商業的利益の手中で知らず知らずに人質になっている のです。

c.社会的な人間関係による条件付け。これには私たちが子供の頃受け取った条件付けも 含まれます。
多くの東洋の国では、客人を厚くもてなすことで知られています。インドではこういうこ とわざがあります、それは、「予期しない訪問客は神である」ということわざです。私た ちは皆外に出向き、訪問客を「神」のごとくにもてなすのです。私たちは訪問客の前にご 馳走を並べます。それらのごちそうは化学的に翻訳すると、病気を引き起こす消化できな い毒物なのです。(このことを理解するために、様々な「食品」に関する関連のある箇所 を参照してください)
そのような食品には害があるということについて、一般の認識は欠けています。もっとも 心が痛み、不幸なことには、気がついている人々でさへも、これらの不消化の食べ物を提 供し続けていることです。それが礼儀にかなったことだからであり、訪問客はもし渇きを いやすために清涼飲料水を、また舌を喜ばせるためにミルクから作った甘い菓子を与えな いと気分を害するにちがいないという言い訳からそうするのです。
私たちが乗り越えなければならないことは、まさにこのような条件付けと仲間の圧力なの です。

私たちの味覚は、ただ健全でバランスのとれた食品のみ摂取することを確認する道具とし て神から与えられたものです。しかし、感覚が私たちを支配するようになって以来、すべ てのバランスは失われてしまいました。私たちは今や五感の奴隷となり、私たちの舌は識 別能力を失ってしまいました。私たちにとってよいものだけを食べるという本能を失って しまったのです。

野生の中では、動物には医者がいません。動物の本能が病気におそわれたとき、どうした ら健康状態に立ち返るか教えるのです。私たちも同じ本能を持っています。味覚の中に隠 れています。健康に立ち返る本能を持っているのです。機会を与えれば、体は自分をどう いやしたらよいか知っています。

私たちが自然と調和していないとき、神の恩寵を汚しているとき、私たちの惑星、母なる 大地、動物、恵まれない人々が、私たちの利己的な目的のために彼らに積み重ねた悪用に より泣き叫んでいるとき、私たちの本能は麻痺し、ゆっくりと死んでいきます。 私たちはマスコミや社会、仲間の圧力によりたえず浴びせられていた条件付けを乗り越え なければなりません。私たちは自然に、調和に帰らなければなりません。環境への調和と 自分自身の調和に帰らなければなりません。ゆっくりとしかも確実に、私たちの本能は目 覚めはじめ、私たちを生き生きとした健康な状態に導いてくれるでしょう。

どうしたら、病気をなくし、生き生きとした健康を取り戻すことができるか。 調和への道に従うことによって、私たちは健康と活力を回復することができます。 健康を取り戻す唯一の永続する道(それは可能です)は、私たちの人生の中で何が病気を引き起 こしているか鋭い意識をもつことによります。誠実な反省を行い、勇気と決断力をもって、変化 のプログラムに乗りださければなりません。では何を変化させるのでしょうか。

1.私たちの食事と生活スタイルから間違ったもの、病気を招くものをすべて除去すること
2.私たちの食事と生活スタイルによいもの、健康を推進するものすべてを付け加えること。

強い意志は最良の強壮剤である。その意志はあなたが自分を神の恩恵を受けている永遠の 子供、人間だと知るとき強くなる。医薬、入院は、この医者の方があの医者よりもうまい とか、この薬の方が他のどれよりもよく効くとか、疑ったり、ためらったり、議論したり している人々のためのものである。至上の医者に帰依しているものは、彼の名前が癒やす 薬である。
                                                                バガヴァン・シュリ・サッチャ・サイ・ババ

病死するチーターが教える健康の極意

バイオフォトンについて、興味深い記事がありましたので、以下に転載します。
転載元:http://tamekiyo.com/documents/mercola/cheetah.php

—— ここから転載 ———————————————————————-

掲載2010年5月23日

 

病死するチーターが教える健康の極意
How Cheetahs Dying Can Massively Improve Your Health

ジョージフ・マーコラ博士
By Dr. Joseph Mercola
(Mercola.com)
2008年5月29日

 

チーターは、アミロイドAアミロイド症(AAアミロイド症)という致死的な病気に脅かされている。捕獲したネコ科動物の最大7割は病気で死亡する。飼育・繁殖が難しい。

AAアミロイド症は、狂牛病に似ている。ミスフォールド(異常な折り畳み構造)のタンパク質が、正常なタンパク質を異常なタンパク質に転換する。このプロセスは、身体組織に有害タンパク質が大きく蓄積されるまで続く。AAアミロイド症の場合には脾臓と肝臓にたまり、狂牛病の場合には脳と中枢神経系にたまる。

AAアミロイド症はバクテリアやウイルスで発生するものではないが、まるで伝染病のように動物から動物へと拡大することがある。だが、どのようにネコ科動物で病気が伝染するのかは、生物学者にも分かっていない。

引用元:Science NOW (2008年5月12日)

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漫画のFlashのヒーローが好きなのと同じ理由だと思うが、私はチーターが大好きだ。そのスピードには魅了される。私が40年以上、ランナーをしてきた理由でもある。

チーターが全力疾走する姿を見ると奇跡を感じる。最高時速110kmにも達する神業を見るたびに驚かされる。

どうして捕獲飼育されたチーターが死ぬのかという疑問を考えていくと、動物園の飼育係はチーターが必要としている栄養を知らないのではないかと思わざるをえない。カロリー、ビタミン、ミネラル、脂肪、炭水化物にばかり気を取られ、野生動物の食事の一番大事なことを見落としている。

野生動物には、生の食べ物が必要なのだ。

生の食べ物を取り上げてしまえば、野生動物の身体の生化学経路(最高の薬)のほとんど全てが途絶えてしまう。

残念ながら、アメリカの科学者は、この重要な健康の要素に無知だ。だが、知見の豊富なドイツなどヨーロッパの研究者は、バイオフォトンの分野でこの問題を追求している。私見では、これは生体医学の分野で最も興味をそそられる分野である。

日光は、バイオフォトン領域の食べ物

日光は不可欠である。太陽なくして大部分の生物形態は存続できない。日光には心身ともに活力を甦らせる効果があることは、ご存知だと思う。特に長い冬の後で、初めて春の陽光を浴びると、感じるものがあるだろう。

しかし、太陽エネルギーは、皮膚を通じてだけでなく、食べ物を通じて摂取することもできる。我々は、実は、日光を究極的な栄養素とする、人間の姿をしたフォト・セル(光電池・光細胞)なのである。

ドイツからのヨハナ・バドウィグ博士(Dr. Johanna Budwig)によると、生の食べ物は電子が豊富であり、身体の中で強力な電子ドナー(提供者)として活躍し、身体の中に太陽エネルギーを引き寄せ、蓄積し、伝導する「太陽共振場」になるという。光のエネルギーを多く蓄積するほど、身体全体の電磁場のパワーは大きくなり、その結果、最適な健康の維持や治療に必要なエネルギーが多く得られる。

バイオフォトンとは何か?

蓄積された太陽エネルギーは、光の微粒子の形態を取り、食べ物を通じて身体の細胞へと入り込む道を見つける。この微粒子が「バイオフォトン」と呼ばれている。光の最小の物理量である。

バイオフォトンは、重要な生体情報を保持し、生命維持に必要な複雑なプロセスを制御する。バイオフォトンには、生体(身体の組織)に命令・調整する力があり、そうすることによって生体をより高い振動・状態へと向上させることができる。

これが、活力とか幸福感となって現れる。

あらゆる生体は、バイオフォトンを放出する。あるいは低レベルの発光(200から800ナノメートルの間の波長の光)を発している。細胞が放出する光エネルギーのレベルが高いほど、その活力は大きく、それを食べる人にエネルギーが転送される可能性も高くなると考えられている。

つまり、より多くの光を蓄えることのできる食べ物が、より栄養価が高いということだ。

たとえば、自然栽培の生野菜、太陽の光で熟した果物は、光エネルギーが豊富である。バイオフォトンを蓄積する力で、食べ物の質を測ってよいことになる。

具体的にはどうすればよいか?

生の食べ物を増やすことだ。

私は、自分の目標を85%にしている。旅先等でなければ、最低50%は生にしており、普通は85%ぐらいである。私はタンパク質タイプなので、生食には動物性タンパク質を含む。

生食主義者の全員が菜食主義者やヴィーガンなわけではない。生の肉を食べるなんて極端に思えるだろうが、チーターと同様、もともと我々の身体はそのように設計されていると思っている。新鮮な本物のオーガニックの肉を買い、衛生的に調理すれば、何ら危険なことはない。生食から遠ざかりすぎると、飼育されたチーターのように合併症を起こす運命になるだろう。

(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)

原文の紹介・関連情報

原文 How Cheetahs Dying Can Massively Improve Your Health

———- ここまで転載 —————————————————————

光で生きる ~バイオフォトンとブリサリアン~

バイオフォトンについて、興味深い記事がありましたので、以下に転載します。
転載元:http://tamekiyo.com/documents/original/20100523.php

——————- ここから転載 ———————————————————–

掲載2010年5月23日

光で生きる ~バイオフォトンとブリサリアン~

この情報は、今まで私が発信した中で、おそらく最も価値ある情報である。自分でも目まいがしそうなぐらいにすごい。

「光に生きる」などと言うと、間違いなく新興宗教だと思われるので、「光で生きる」にしてみたが、あまり違わないような気もする。

だが、いわゆる宗教ではなく、単なるイメージや観念で「光で生きる」と言っているのではない。実は何十年も前に科学的にバイオフォトン理論ができていた! そして理論だけではなく、実際に医療に応用して成果が出ているというのである。

まずは、バイオフォトンに関するマーコラ博士の記事を二本訳したので、こちらを読んでいただきたい。

病死するチーターが教える健康の極意

クリンクハルト博士の「五層体療法」

この記事でマーコラ博士は、病気の原因は、可視の肉体だけでなく、それを取り巻く他の四層にもあり、それぞれ原因のある層を治療しないと意味がないと言っている。また、光による治療が可能なことも書いてある。

だが、私が注目したのは、次の部分である。

「栄養素の情報を光の形態でバイオフォトン領域に送信すると、その栄養素のあるものを実際に食べたときと同じように身体に作用する」

「太陽エネルギーは、皮膚を通じてだけでなく、食べ物を通じて摂取することもできる。我々は、実は、日光を究極的な栄養素とする、人間の姿をしたフォト・セル(光電池・光細胞)なのである」

これを裏返せば、食べ物を通じて摂取しなくとも、皮膚から摂取できるということになる。

まさに、ブリザリアンの人々が主張し、実践していることに他ならない。

また、一般に、食欲が、性欲など他の欲望とトレードオフの関係にあることは実感されているのではないかと思うが、その事実にも通じるものがある。

そこで1990年代に話題を呼んだというJasmuheen(ジャスムヒーン)というブリサリアンの女性の本『リヴィング・オン・ライト』を読んでみた。

どんな人か見てみたい場合は、このビデオを。

向かって右側の白い服がジャスムヒーン

彼女は、水分さえも不要で、空気だけで生きられるという。Wikipediaの情報によると、1999年にオーストラリアのテレビ番組に自ら進んで出演し、実際に絶食生活を証明しようとしたところ、失敗(死にそうになって医者が止めた)したそうである。それでインチキだという評判もある。

私はインチキでも良いと思って読んでみたが、そこには多大なヒントがあった。興味深い点を要約してみる。

・ ジャスムヒーンは、不食そのものに意味があるのではなく、食べても良いし、食べなくても大丈夫という、「自由」が得られることが大事だと言っている。そして、本人もお茶を楽しむなど、普段は完全に不食で通しているわけではない。不食への頑ななこだわりがないところが良いと思う。

・ 食べ物の消化に振り向けられていたエネルギーが不要になり、他に回せるようになるため、「副産物」としてテレパシーなどの超能力が備わる。だが、それを動機にしてやると悲惨な結果を招くそうだ。

・ 彼女が推奨していた三週間絶食プログラムは、ガイドラインを守らない人が無理をして死亡する事件もあった。だが、今では、地球全体で意識が向上する人が増えた結果、もっと時間をかけて、楽な方法で同じことが達成できるという。それは1年目に肉食をやめる、2年目に乳製品もやめる、3年目は生食のみ、4年目は果物のみ、5年目はジュースのみという風に五年間かけて、6年目に光(プラーナ)だけにするという緩やかな手法である(ジャスムヒーンは、バイオフォトンに相当するものを「プラーナ」と呼んでいる)。

・ 究極的にはすべて想念が決めている。食べるときに、生きるために食べると思うのではなく、「趣味で食べているだけ」と自分に言い聞かせる。そうすると、本当に食べなくてもよい体質になるという。「食べないと死ぬ」という思い込みが食べないと死ぬ状態を作っている。

・ プラーナから栄養を取れる状態になると、食べ物からは栄養を吸収しない体質になるので、コンビニのジュースなど、有害な食品を食べても問題ないという。


これが本当なのかインチキなのかと詮索に時間と労力を費やすぐらいなら、自分でやってみるのが一番確実だろう。あるいは日照不足や流通のストップで食糧危機が発生し、強制的にそのような状況に置かれるかもしれない。そんな状態になっても、この情報さえ知っていれば、即座にパニックに陥ることもないのではと思う。

「必需品」と「嗜好品」という分類を試みると、どこに境があるのか難しいものだが、普通、高級食品は別にしても、基本的な食べ物は間違いなく「必需品」に分類される。もし食べ物すら「嗜好品」ならば、世の中に「必需品」は存在しないことになる。我々は「食事依存症」なのかもしれない。

私が自分で人体実験した上でこの記事を掲載しようかと思ったが、そのまま逝ってしまうと掲載できないし、食糧危機がすぐに来てしまえば間に合わないと思い、とりあえず情報提供することにした。サバイバルという意味では、これ以上完璧な方法はないだろう。

ちなみに、オバケ屋敷のミストレスは殆ど食べない。コーヒーなどの飲み物を中心に、たまにコンビニで(健康に疑問な)チョコレートを買って食べたり、パンを日に1個ぐらい食べる程度である。また、ときどき塩を舐めているが、これは栄養というよりは、霊的な意味のようだ。生きるために食べているというよりは、趣味で食べている感がある。意識しないと食べるのを忘れるとも言っていた。もともとDVで、食事ができない家庭環境に置かれたため、そのような体質になったそうである。それから想像すると、人類は未曾有の危機的状況に置かれ、そこから光の人種へと進化するのではなかろうか。


光だけで生きられる。

これに目覚めた人類のパワーを想像してほしい。

(食べても良いが)食べなくても良い

(働いても良いが)働かなくても良い

マネーを稼がなくて良いのだ!


実際に今すぐ自分がそうできるかどうかは別にして、少なくとも理論では可能であり、それを実践している人もいるという情報を知っただけで、すでに相当パワーアップする自分を感じないだろうか?

光だけで生きられるレベルに達した人が破滅を生き残り、地下に逃げ隠れた連中を超能力でやっつけて新世界秩序を構築するという奇想天外なストーリーも、少し現実味を帯びてきたような気がする。

世間の大半の人は、この情報を読んでも、何も感じないか、バカバカしいと思うだろう。だが、もしも興味を持ち、実践してみたいと思われるなら、決して無理はされないようにしていただきたい。大事なのは自分の常識・思い込みを捨て、想念を変えることであって、空腹を忍耐・我慢することではない。自己を高次な存在に引き上げたいという「執着」をもって、空腹を我慢すれば、致命的な失敗につながるだろう。自然に食べなくても良くなる、あるいは食べるのを「忘れる」ようになることが大事である。そのためには、マスコミなどが流している間違った情報を疑い、正しい知識を増やすことが遠回りのようで近道だと思う。


食べることは、「楽しみ」であって、「義務」ではない。

きっと人生そのものも・・・。

—————- ここまで転載 ——————————————————

私も、脱サラしてセラピストの仕事を始めるまでの間に、ブレサリアンになるためのプログラムを実行しました。その時は、たぶん体の中に毒素がありすぎた為だと思うのですが、うまく出来ずに途中で断念しました。でも、「人間食べなくても生きられる」、と言う確信は持てました。

電子レンジの加熱で食品に何が起きているか

バイオフォトンに関して、興味深い記事がありましたので、以下に転載します。
転載元:http://tamekiyo.com/documents/mercola/microwave.php

————- ここから転載 ———————————————————-

掲載2010年5月17日

内容紹介・訳者メモ

電子レンジが危険などと言えば、神経質な人間だと思われる方が多いだろうが、この記事を読んで頂けば、きっと認識が変わるのではないかと思う。長文だが、電子レンジについて包括的な情報になっている。ヘルスレンジャーも電子レンジを警告しており、マーコラ博士と一致している。

電子レンジで水を加熱して取り出したところ、水蒸気爆発して火傷になったという事故もあるそうだが、そういう即時的な分かり易い被害であれば、すぐに社会問題になる。だが、ここで疑問を提起してあるのは、食品の生化学的な性質の異変の可能性であり、長期的に弱い放射線に被曝した場合の影響である。これらは因果関係を明確にするのが難しい。逆に言えば、現在、政府の規制などで「安全」と言われているのは、「短期的に明確な直接の被害が無い」という程度の意味だと解釈しておくべきかもしれない。

バイオフォトンというのも興味深い。この記事に書いてあるわけではないが、呼吸だけで生きる人(ブリザリアン)がいて、ちょっと怪しいニューエイジ系が濃厚であるが、そういった人に言わせると、人間は食べ物で生きているのではなく、光を吸収して生きているそうだ。だから日光あるいは空気だけで生きられるという話なのだが、もしかするとそれが科学的に裏付けられる日が来るのかもしれない。記事中にあるバイオフォトンの記事については、その内、翻訳して掲載したいと思う。(2010年5月23日掲載「光で生きる ~バイオフォトンとブリサリアン~」

我々は日常生活で火を見ることが少なくなった。ダイオキシンが出るということでゴミを燃やすこともなくなり、電子レンジやIH調理器でガスの火さえ見なくなりそうだ。火は呪術にも使われるが、昔は焚き火や囲炉裏で気持ちがリラックスできた効果もあったと思う。便利だからということで、安易に新しいものに手を出してきた代償は大きい。

なお、電子レンジはナチスが開発し、戦後、米国の陸軍省も研究しているそうだ。ということは、(またしても遺伝子破壊を狙った)意図的な拡散の可能性もあるだろう。

記事は専門的な内容になっているが、結論的には、計画的に食事を準備しましょうという分かり易い話である。また、電子レンジは、布巾の殺菌に非常に便利だそうだ。 (ここまで、訳者メモ)

電子レンジの加熱で食品に何が起きているか
Why did the Russians Ban an Appliance Found in 90% of American Homes?

ジョージフ・マーコラ博士
By Dr. Joseph Mercola
(Mercola.com)
2010年5月18日(日付間違い?)

何を食べるかが健康にどれほど影響するかはご存知だろう。「あなたはあなたが食べるもの」という言葉は本当に真実である。だが、食品の選択だけでなく、どう調理するかも大事だ。なるべく生で食べることが理想である。だが、我々の多くは、全面的に生の食事はできないので、いくらかは調理して食べることになる。

洗練された料理は、質の良い材料に始まる。つまり、電子レンジにサヨナラすることだ。ただし、布巾の殺菌には電子レンジが便利だ。だが、健康的な食事を目指すなら、キャセロールをチンは良くない。

どうして非核政策が必要か? 電子レンジの便利さの対価は、健康で払うことになる。今回は、食品と身体に及ぼす電子レンジの影響について、我々が知りえたことをまとめてみる。

土壌の嘆かわしい状況

過去一世紀に生鮮食品の質は低下してきた。土壌の劣化、持続不可能な農業手法、穀物の過剰生産、農薬と除草剤の使用のせいである。たとえ有機食の人でも、新鮮なものをたくさん食べているからといって、ビタミン、ミネラル、酵素、植物性栄養素を得ているとは思わない方が良いだろう。

百年あるいは50年前の1カロリーよりも今日の1カロリーから得られる栄養は少ないだろう。歴史的に食品成分を比較した最近の3件の研究では、生鮮品に含まれるミネラルには5~40%低下したものがあり、別の研究ではタンパク源でも同様の低下が判明している。[1]

そういう状況なので、食べ物に関しては、今までに増して効用の最大化に配慮する必要がある。

その意味で電子レンジは役に立たないことが研究結果で示されている。そればかりか、実際には、食品中の分子を乱暴に引き裂き、健康に脅威になる。栄養分を不活性化するだけで済むこともあれば、最悪、発癌性に変質させることもある。

便利さのために家族に有害物質

電子レンジは、水の分子を超高周波で共鳴させて蒸気に変え、それで食品が加熱される仕組みである。食品を素早く加熱することができるが、実は温度だけでなく化学構造も変化している。

後述するが、40年以上前に電子レンジが一般に流通し始めて以来、栄養価の損失以外にも様々な問題が出現している。

電子レンジを使い始めて、おそらく最初に気付くことは、ムラのある温まり方をすることだと思う。電子レンジ調理された食べ物の「ホット・スポット」は火傷するほど熱い。もしくは水蒸気爆発まで加熱されている。このため、電子レンジで哺乳瓶を温めないように警告が出ている。加熱され過ぎたフォーミュラ(調合ミルク)に気付かず、赤ちゃんが火傷してしまう事故が発生しているのだ。

また、プラスチックや紙製の容器・フタから、発癌性の毒素が溶脱して食品に入り込む問題もある。

「栄養アクション会報」の1990年1/2月号では、よく電子レンジで調理される食べ物(ピザ、チップ、ポップコーンなど)の包装から数多くの有毒化学物質が溶け出していることが報告されている。化学物質には、ポリエチレン・テレフタレート(PET)、ベンゼン、トルエン、キシレンなどがある。プラスチック容器に入れた脂肪の多い食品を電子レンジで調理すると、ダイオキシン(発がん物質とされる)などの毒素が溶出する。[8] [2]

汚染物質の最悪なものがBPA(ビスフェノールA)である。プラスチック製品に広範に使用されているエストロゲン様合成物質である。実は、電子レンジ用の容器はしばしばBPAを成分にしているが、一般のプラスチック製品にも多く含まれている。

食品であれ何であれ、電子レンジで調理すると、分子が歪み変形する。その一例が、血液製剤である。通常、輸血前には血液を温める。今では、血液製剤を電子レンジで温めると、血液成分が損傷することが理解されているが、1991年に一人の女性が電子レンジで温めた血液の輸血で死亡し、有名な裁判になっている。

マイクロ波放射線の漏出

電子レンジ稼動中に、マイクロ波が外に漏れる可能性があると聞いたことがあるかもしれない。初期モデルにはこうした危険性があったが、最近のものは厳格に検査されている。

理論的には、覗き窓からごく微量の放射線漏出があるが、FDAによるとそのレベルは「些細なもの」であり「人体に有害とされるレベルより遥かに低い」とされている。

FDAは、1971年以来、エレクトロニクス製品放射線管理プログラムを通じて電子レンジを規制してきた。これは食品・医薬品・化粧品法のエレクトロニクス製品放射線管理条項に基づいている。[3]

FDAは、オーブン表面からおよそ5cmの位置で、平方センチメートルあたり5ミリワット(耐用年数まで使った場合の累積)までに漏洩量を制限している。放射線の源から距離を置けば劇的にマイクロ波のエネルギーは減少するので、50cm離れたところで測定すれば、5cmの場合の約100分の1になる。[2]

さらに連邦基準では、「安全止めが放たれた瞬間にマイクロ波の生成を停止するよう二重インターロック」を備えるように義務付けている。そしてインターロックが一つでも故障すれば動作を停止するように監視するシステムも必須になっている。

こうした検査や規制があれば、安全だと思われるだろう。だが、Powerwatch(電子レンジの放射線の議論で中心的な役割を果たしている非営利の独立系団体)によると、

「電子レンジが正常に動いているときでも、キッチン内のマイクロ波レベルは、近隣の携帯電話基地局のレベルよりもかなり高いことが多い。電子レンジが内壁につけてあるならば、マイクロ波は壁を抜けて別の部屋に行くことも忘れてはならない。」

また、現在の漏洩規制が本当に安全かどうかは正直なところ不明であり、通常使用でもマイクロ波の放出は変化する可能性があるので、少なくとも年一回は点検を薦めると述べている。自宅で放射線をチェックする20ドルの検査器の購入を検討しても良いかもしれない。

スポンジを殺菌するためであろうと何であろうと、定期的に扉とヒンジをチェックして、しっかりと密閉されているか確認すべきだろう。扉が反ったり曲がったり損傷していて、きちんと閉まらない状態ならば、使ってはならない!

特に、目は、マイクロ波放射に弱いことが知られている(マイクロ波に被曝する時間が長いと白内障を引き起こす)。電子レンジ使用中は離れているようお勧めする。

新しい研究では電子レンジが心臓に影響することが確認された

2.4GHzの放射線(Wifiの無線ルータや電子レンジの周波数)の心臓への影響を調査した研究がまとまったばかりである。トレント大学のマグダ・ハバス(Magda Havas)博士によると、電子レンジの周波数の放射線は、連邦の安全ガイドラインを遥かに下回る非熱レベルで、心臓に影響する「明確な証拠」が判明している。[4]

ハバス博士は述べている。

「カナダと米国の両国の連邦ガイドライン(0.3%)を遥かに下回るレベルのマイクロ波を生成する承認済機器により、心拍数と心拍変動性に即効性の劇的な変化があることを立証した初の研究である。」

もはや懐疑論者も、普通の家庭レベルですぐに生体に影響することなどないとは言えないだろう。この研究は、2010年の夏頃、査読されて専門誌に掲載される予定である。もし速い鼓動や不規則な鼓動、胸の痛みや圧迫を感じているならば、医者を訪ねてこのビデオを一緒に見てもらうとよいだろう。(リンク先のページの二番目のビデオ)

また感受性の高い人の場合、同じ周波数の放射線が、血糖の急上昇を起こすことも証明されており、ある種の糖尿病の原因かもしれない。それについては、このビデオ(一番目のビデオ)がある。

電子レンジは食物の栄養分を攻撃する

電子レンジが有機物の分子にどのような影響を及ぼすか、電子レンジで調理された物を食べることでどのような影響が人体にあるかについては、驚くほど調査が少ない。

9割以上の一般家庭の台所にある製品、ほとんど全ての職場の休憩室にある製品の安全性は、調査されていて然るべきではなかろうか?

これまでなされた一握りの調査では、概して、電子レンジは栄養的な価値を損なうという点では一致している。せっかく高い値段で買った素晴らしいオーガニック野菜が、病気の原因になる「死んだ食べ物」に変身するのだ!

食品を加熱すること自体、何らかの栄養分の損失になるが、電子レンジを使えば更に問題が増えることになる。「マイクロ波効果」と言われる現象で後述する。

電子レンジと栄養に関する研究は、大半が2000年以前に実施されている。最近の放射線研究は、もっと不吉な脅威に関心が移っている。例えば、携帯電話とコンピュータのような電磁気装置から環境への放出であり、これは過去10年に世界中で巨大な電子スモッグに急成長している。

とはいえ、栄養分への有害な影響については、いくつかの優れた科学データが蓄積されている。

* 「食品・農業科学ジャーナル」[5]の2003年11月号で発表された調査では、少しの水と一緒に電子レンジで「チン」(zap:殺すの意味あり)したブロッコリーは、抗酸化の特性が最高97%損なわれたという。比較して、蒸したブロッコリーの抗酸化効果のロスは11%以下だった。フェノール成分とグルコシノラートの減少もあったが、ミネラルのレベルは不変だった。

* アスパラガスの芽の調理を調査した1999年のスカンジナビアの研究では、電子レンジでビタミンCの減少が発生している。[6]

* ニンニクの調査では、わずか60秒の電子レンジ加熱で、アリナーゼ(抗癌作用のあるニンニクの成分)が不活性化した。[7]

* 日本人の渡辺文雄氏〔訳註:現在は鳥取大学農学部教授〕による調査では、ほんの6分間の電子レンジ加熱で牛乳のビタミンB12の30~40%が不活性(死んだ)状態になった。[8] この調査は、アンドリュー・ワイル博士が、電子レンジの影響に関する彼の懸念を支持する証拠として引用している。ワイル博士は、

「電子レンジ調理による危険はありうる(略)電子レンジがタンパク質の化学的性質を有害な方向に変えるかどうかは疑う余地がある」と述べている。

* 最近のオーストラリアの調査[9]では、伝統的な加熱と比べ、電子レンジでは「タンパク質の変性」が生じることが多いことを示している。

* 母乳を電子レンジで加熱すると、赤ちゃんを守るはずの病気と戦う成分が破壊される。1992年、クアンは、電子レンジ加熱された母乳はリゾチーム活性、抗体を失い、潜在的に病原性のバクテリアの成長を促進することを明らかにしている。[10]

クアンは、他の加熱方法と比べて電子レンジではミルクへのダメージが大きいと述べ、「高温で電子レンジを使用することは禁忌のようだ。低温で使う場合であっても安全性については疑問が残る」と結論している。

* 母乳・フォーミュラ(調合ミルク)に関する別の研究(1989年のリー氏による)[11]では、電子レンジによってビタミン成分が奪われ、一部のアミノ酸が生物的には不活性な他の物質に転換されてしまうことを発見している。変質したアミノ酸には、神経系や腎臓に有毒なものがある。(多くの人がこの研究を引用しているが、私はまだ原文を発見できていないので、個人的には検証できていない。)

上記の研究の多くは、あまり新しくないが、電子レンジを食べ物に使うのが良くないことを示す証拠は、確かにたくさん存在する。

電子レンジが食品を加熱する仕組み

マイクロ波は、電磁波放射の一形態である。電気エネルギーと磁気エネルギーが一緒になって空中を動く波である。電磁波放射のスペクトルは、超高エネルギー(ガンマ線やX線など)から、超低エネルギー(ラジオなど)まで分布する。

電子レンジは、このスペクトルでは低エネルギー側の末端に近く、電子レンジよりも低エネルギー側にはラジオがある。およそ12cmの波長と、人間の頭ぐらいの幅を持つ。

マイクロ波は、マグネトロン(磁石と電子に由来する語)と呼ばれるものから発生する。マグネトロンは第2次大戦で航空レーダーを可能にしたものでもある。そのため電子レンジは当初「レーダー・レンジ」と呼ばれていた。

マグネトロンというのは管であり、その管の中で電子が磁場と電場の両方にさらされ、マイクロ波の周波数(およそ2,450メガヘルツ=2.4ギガヘルツ)の電磁場を生じる。

マイクロ波は、誘電加熱を引き起こす。レンジ(窯)内部で跳ね回り、食品に吸収される。水分子は二極性(陽極と陰極)なので、交互に反転する電場の中で高速に回転する。食品中の水分子は、極めて高周波で(一秒に百万回ぐらい)乱暴に振動し、分子摩擦を発生させる。それで食品が熱を持つのである。電子レンジに入れた食品等に水がなければ、この共振加熱は発生せず、冷たいままになる。

あるいは調査ジャーナリストのウィリアム・トーマスが表現したように「電気的なムチ打ち症」になる。[12]

水分子は、バラバラにされ、激しく変形する。これは外側から内側へ伝導して温まる伝統的な加熱とは異なる。マイクロ波の加熱は、水が存在する分子の範囲内で始まる。一般に想像されているのとは反対に、電子レンジ加熱された食品は「内側から外に向けて」加熱されるわけではない。ぶ厚い食品が加熱される場合、まず外側の層が加熱され、伝達によって内側が熱くなる。食品に水分が均等に分布しているわけではないので、加熱にムラが生じる。

さらに電子レンジ調理によって、人体にも自然にも存在しない新化合物が生成される。それは「放射線分解生成物」と呼ばれる。それが身体にどんな作用を及ぼすのかは不明である。

乱暴な摩擦熱(熱作用)に加え、無熱性の作用もある。これは計測が困難なので、あまり理解されていない。細胞や分子が変形・劣化する原因は、この無熱作用にあるのではないかと疑われている。[13]

例えば、電子レンジは、遺伝子改造技術の分野で、細胞膜を弱体化させるためにも利用されている。科学者は、細胞をバラバラに分解するのに電子レンジを利用しているのだ。そうして破損した細胞は、ウイルス、真菌など微生物にとっては格好の餌食になる。[8]

こうした無熱作用は「マイクロ波効果」とも呼ばれている。この論争を呼ぶ問題については後述する。

マイクロ波病

身体の組織がマイクロ波に直接さらされると、同じような乱暴な変形が発生し、「マイクロ波病」になることがある。高レベルのマイクロ波放射にさらされた人は、以下のような様々な症状を経験する。

* 不眠症、寝汗、いろいろな睡眠障害

* 頭痛とめまい

* リンパ節の腫れ、免疫系の弱体化

* 認知障害

* うつ状態、いらつき

* 吐き気、食欲損失

* 視力、目の問題

* 頻尿、極端な口渇

携帯電話の電波塔など四六時中マイクロ波を放出している高周波アンテナの近くに住む人々が、こうした様々な症状に悩まされているデータは大量にある。

フランツ・アデルコーファー教授(電磁場の生体影響の分野で第一人者)は、「高周波の電磁場が遺伝子的に有害な作用を及ぼす可能性については現実に証拠がある。そうして損傷したDNAが必ず癌の原因になっている。この遺伝子の損傷作用は、安全制限を遥かに満たしていないことが判明している。熱作用ではなく、生物学的作用について、緊急に安全制限を設けなければならないと考えている理由はそこにある。物理学ではなく、生物学に基づいて考えなければならない」と述べている。

電子レンジの不安を証明するロシアの研究

最初に電子レンジを発明したのはナチスだと考えられている。第二次世界大戦でソ連を攻めたときに軍隊に携帯食品を供給する目的だった。[14]この初代の電子レンジは実験的だった。戦後、米国陸軍省に電子レンジの安全性を調査する任務が割り当てられた。だが、実際に困難を恐れず立ち向ったのは、ロシア人だった。

一部の電子レンジを回収したロシア人は、戦後、生体影響について綿密な研究を実施した。そこで判明したことに驚き、ロシアは1976年に電子レンジを禁止した(後にペレストロイカの期間、禁止を解除)。

20年間におよぶロシアの研究(そして1942年のベルリンでのドイツの研究)は、マイクロ波調理の安全性に強い疑問を投げかける。ロシア政府は、調査結果に基づき、電子レンジや同等の周波数の電子機器(携帯電話など)が生体・環境に及ぼす危害を国際的に警告した。本件については文書を探し出すのが困難になっており、昔の調査書を評価できなかったため、方法論や結論を私個人は検証できない。したがって、調査結果をできるだけ適切に吟味することしかできない。

前述のPowerwatchの記事は、ロシアの研究結果をよくまとめてあり、以下に引用しておく。

* ロシアの研究者は、電子レンジで試験したほぼ全ての食品で発癌物質が形成されたのを確認した。

* 牛乳と穀物を電子レンジで処理すると、アミノ酸の一部が発癌物質に転換した。

* 加工肉食品を電子レンジで処理すると、発癌物質(d-Nitrosodienthanolamines)が生成された。

* 電子レンジで冷凍果物を解凍すると、グルコシドとガラクトシドの一部が発癌物質に変わった。

* 生、加熱済、冷凍にかかわらず、ごく短時間の曝露で、野菜の植物アルカロイドが発癌物質に変わった。

* 電子レンジにかけた植物(特に根菜)で発癌性の遊離基が形成された。

* 構造劣化による食品価値の低下が全試験対象の60~90%の食品に見られた。ビタミンB群、ビタミンCとE、必須ミネラル、リポトロピクス(脂肪の過剰蓄積を防ぐ物質)の生体的有用性が著しく損なわれている。

付言すると、この発見は、ミルクのビタミンB12を調査した前述の日本の渡辺調査(1998年)でも確認されている。[8]

スイスの臨床研究:ハンス・ヘルテル

ハンス・ヘルテル (Hans Hertel)というスイスの食物科学者の研究は、電子レンジの破壊的な作用を示す説得力に満ちた証拠で、よく引き合いに出されている。ヘルテル博士は、電子レンジで調理された食品が人間の血や生理に及ぼす影響について初めて研究した学者である。

彼の小規模な研究(スイス連邦工科大学のベルナール・ブラン博士、生化学研究所と共同執筆)では、電子レンジによる食品変性作用が明らかになった。

ヘルテル博士は、電子レンジの調理によって食品の栄養が変わり、その変化が血液中で負の健康効果を発生させるという結論に達した。博士の結論によると、電子レンジ調理は次のような結果をもたらす。

* コレステロールレベルの増加

* 白血球の減少(毒物作用の可能性)

* 赤血球の減少

* 放射線分解化合物の生成

* ヘモグロビン濃度の減少(貧血を意味する)

当然ながら、博士の研究は、不利益を被る業界から猛反発を受けた。1992年にスイスの業界団体は、ヘルテル博士に口止めを命じたが、1998年になって解除されている。しかし、アメリカのジャーナリスト、トム・バレンタインは、1992年の春、『サーチ・フォー・ヘルス』にヘルテルの研究結果を発表した。[15]

研究には、欠陥がないわけではなかった。ヘルテルを含め8人しか立ち会っていなかった。研究結果は非常に説得力があったが、方法論が当該分野の科学的な厳密さを満たしていなかった。

方法論的な欠陥はあったが、この種の放射線が食品に与える影響について関心を集めることになった。将来のより大規模で確固とした研究への出発点につながっていかなければならないだろう。

ヘルテルは書いている。

「そのような乱暴で破壊的な力に、少しの時間であっても耐えられるような原子、分子、細胞は存在しない。これは電子レンジを低出力で使用した場合でも言える。」

次に、バイオフォトンの問題がある。

バイオフォトンへのマイクロ波の作用の可能性

バイオフォトン学とは、生命システムにおけるフォトン(光子)の相互作用の研究・応用の学問である。バイオフォトンの研究はドイツが中心である。我々が2008年に行ったインタビューでディートリッヒ・クリンクハルト博士がバイオフォトンのことを話している。

バイオフォトンは、光の最小の物理単位で、全ての生物(あなたも)が蓄え、利用している。生命維持に不可欠な太陽エネルギーは、バイオフォトンの形態を取り、食べ物を介して、身体の細胞へと入っていく。

バイオフォトンには重要な生体情報が含まれ、身体の生命維持に必要な様々な活動を支えている。元気や幸福感とも関係している。バイオフォトンが豊富な食べ物を摂取することでバイオフォトンを得ることができる。例えば自然栽培された新鮮な野菜、太陽を浴びて育った果物には、光エネルギーが豊富である。光を多く蓄積できる食べ物ほど栄養も高い

もし「マイクロ波効果」が存在するなら(存在する証拠はたくさんあるが)、電子レンジは、他の構造を変えてしまうのと同じように、バイオフォトンを破壊し、死んだ食べ物に変えるかもしれない。電子レンジはDNAの結合を破断することができるのだから、バイオフォトンを粉砕・破壊する可能性はあるだろう。

私が調べた限り、バイオフォトンに対するマイクロ波放射の直接の作用を研究したものはないが、今後の研究課題として重要であろう。

非イオン化放射に長期間被曝した場合の作用

電子レンジの影響の議論で大きな争点となるのは、電子レンジの熱以上の何らかの力、一般に「マイクロ波効果」とか「無熱作用」と呼ばれるものがあるかどうかである。

それを考えるには、まず電離放射(イオン化放射)と非電離放射(非イオン化放射)の違いを理解する必要がある。

放射線には2つの基本形態(イオン化と非イオン化)がある。[16]

1. 電離(イオン化)放射線

電離放射線は、原子中の電子を追い出して荷電イオンを作ることができる。必ずしも熱は必要ない。例えば、岩や土壌の中の放射性物質から発される放射線、太陽の宇宙線、レントゲン装置・発電所・原子炉など人工物からの放射線がある。

2. 非電離(非イオン化)放射線

非電離放射線は、原子の位置を変えることはできるが、構造・構成・性質は変えない。例えば、可視光線、紫外線・赤外線波、ラジオ・テレビの波、携帯電話、電子レンジ、電気毛布である。

原子を引き裂くことはできないが、非イオン化放射線(電子レンジなど)は、物理的な変質を起こすことができる。

例えば、日光を浴びると皮膚や目が損傷する。放射線への過剰曝露は、分子損傷、DNA突然変異、その他ガンをもたらすような変質を起こすことで、身体の組織に影響する。

携帯電話、コードレス電話、無線塔、衛星、放送アンテナ、軍事・航空レーダー、家庭用エレクトロニクス製品、コンピュータ、インターネットなど、今日我々を取り囲んでいる様々な放射線を考えると、人類の歴史で未曾有の規模の集団疫学実験に知らない内に参加してしまっているのではないかと心配になる。

そして真実はといえば、我々は長期的に低レベル放射線(低レベルだが存在する)が、あるいは非イオン化放射線が、どのように作用するのか、本当に知らない!

いくつか分かっていることもある。[17]

* 高レベルの影響よりも、低レベルの影響の方が目立つことがある。「ウインドウ作用」と呼ばれるものがある。特定の周波数や電力密度だけで発生する作用で、その特定の範囲を少しでも外れると(強すぎても弱すぎても)発生しない。何件かの研究では、血球へのマイクロ波放射の作用は、この現象を通じて発生していることが示されている。

* この話題については、携帯電話対策本部(Cellular Phone Taskforce)長のArthur Firstenbergが書いた『地球を電子レンジにかける』(Microwaving Our Planet)に詳しい情報がある。

* 環境コンサルティング会社セージ・アソシエイツのシンディー・セイジは、「熱作用」として説明可能なレベルよりも遥かに低いレベルのラジオ波(日常生活で十分に曝露する範囲内のラジオ波)曝露で、生体への作用があることを示す包括的な研究リストをまとめている。[18]

* 共振により生体への影響は激化する。身体の部位と同じ周波数を持つ放射線があると共振が発生する。例えば、マイクロ波の周波数は、脳の周波数と似ている!

* 通常の研究は、高い強度で短期間の被曝について行われている。科学者は、曝露の強度と同じぐらいに曝露時間が重要だと主張するが、長期的で弱度の被曝の作用についてはあまり研究されていない。

* 放射線の影響は累積する。長い時間を経て身体が感知する状態になる。

* 今や人類全体がこうした放射線に晒されているため、正常ケースとの比較研究が不可能である。比較対照群の欠如により、有意味な研究をすることがますます困難になっている。

毎日台所で電子レンジを使い続けても、暗闇であなたの身体が光り始めることはない。だが、歳月を重ねたときに、身体と健康にどのような累積効果があるだろうか?

他に安全な調理方法があることが分かっているのに、潜在的な危険に自分をさらす必要があるだろうか?

電子レンジの加熱は、伝統的なオーブンより危険か?

一部の専門家は、電子レンジが分子におよぼす影響は全て「熱作用」で説明できると言っている。つまり、伝統的な加熱方法と比べて、電子レンジが特別に食品に有害ではないということである。

そして、電子レンジ(マイクロ波)は非電離放射線なので、血球を損傷させることは不可能だし、ホウレンソウの葉酸を撲滅することもないと言う。

他の専門家は、伝統的な加熱では発生しなかったような分子レベルの変化を起こす「マイクロ波効果」があると提起している。長年、「マイクロ波効果」は神話に過ぎないというのが主流の見解だった。

しかし、次々と反対の結論を示す研究結果が出現し、単なる熱作用では説明できない影響があることが示されてきた。

「DNAとマイクロ波効果」(ペンシルバニア大学、2001年[19])という文書では、現在までのマイクロ波効果をめぐる議論と研究結果の歴史がまとめてある。その著者は、熱力学と物理学の原理的にはマイクロ波効果はありえないが、マイクロ波効果の存在を示す証拠が続々と現れていると述べている。

その文書の要点を挙げると次の通りである。

* マイクロ波加熱と伝統的な加熱は、「マクロ」的には同一に見えるかもしれないが、分子レベルでは非常に異なるようだ。

* マイクロ波は殺菌には効果的である。これについては何十年も調査されている。しかし、それがマイクロ波が生成する熱なのか、何か他の要素と一緒になったものなのかについては、論争がある。

* ある科学者(カキタ、1995年 [20])は、マイクロ波にはウィルスのDNAを広範囲に粉砕し、破壊する力があることを示すのに成功している。熱だけでは不可能な現象である。

* イオン化放射線なしにDNAを引き裂く複合的なメカニズムがあることを、複数の研究が示している。この現象を説明する理論は今のところ存在しない。

一部の科学者は、マイクロ波効果を活用している。実験室で電子レンジを使って化学反応を加速させており、千倍も加速されることがある。以前は、何日も何ヶ月も必要だった化学反応が数分でできるようになり、また、多くの有毒化学物質も生成されている。[21]

「マイクロ波化学」に新たな関心が集まり、実際のところ電子レンジが何をしているのか、どのようにしているのかについて、科学者も新たな視点で取り組み始めている。

常識が、実証的証明に勝ることがある。

そのことをペンシルバニア大学の文書は、うまく表現している。

「たとえ十分に説明できないものであっても、マイクロ波効果が本当に存在すると信じるだけの理由はあるようだ。我々の現時点の知識は限られているが、現実的な仮定を置くには十分な情報が既にあるといえるかもしれない。非電離性の周波数帯での電磁放射が、遺伝子に損傷を与える可能性については、電磁アンテナ、送電線、携帯電話など現在の論争への深い示唆があるかもしれない。」

電子レンジから自由になるためのヒント

私は電子レンジを粗大ゴミに出すように言っているのだろうか?

必ずしもそうではない。掃除には役立つ可能性がある。だが、もし売れそうな高級品をお持ちであれば、処分を検討するべきかもしれない。

電子レンジがなくても生き残ることはできる。信じるかどうか別にして、電子レンジなしで幸せに生きている人はいる。生活にほんのちょっと工夫を加えるだけだ。例えば、

* 時間的余裕をもって事前計画する。冷凍庫から夕食を取り出すのを、朝の内か前の晩にすれば、夕食の2時間前に5ポンドの牛肉を「緊急」解凍する必要もなくなる。

* スープやシチューはまとめて作り、ガロン・サイズ(4リットルぐらいの大きさ)のフリーザー・バッグ(または他の容器)で冷凍する。食事の一時間前に取り出して、シンクの水である程度溶かし(鍋に入れられるぐらいまで)、鍋で温め直す。

* オーブン・トースターが電子レンジ代わりになる! 90-120度ぐらいの低温を維持し、20-30分かけてゆっくりと温める。対流式オーブンも、良い代替策である。組み込み型もあれば、それほど高価でないものもあり、食べ物を温めるには迅速で安全な方法である。

* 忙しいときや疲れていて料理したくない日に備え、前もって食事を準備しておこう。

* 生で有機食品を食べるようにする。長い目で健康を維持するには、これが理想である。

(翻訳:為清勝彦 Japanese translation by Katsuhiko Tamekiyo)

原文の紹介・関連情報

原文 Why did the Russians Ban an Appliance Found in 90% of American Homes?

病気を治す飲水法

体に毒素をため込まず、健康を保つには水が重要

人は病気をして初めて健康についての問題に真剣に取り組むよ うになります。そこで最初にわかることは、病気は長い時間と複合的な要素がか らみあって徐々に忍び寄ってくるもので、糖尿病、脳卒中、心臓病などは、まさ に生活習慣病以外のなにものでもありません。病気を取り込む習慣とは、とりも なおさず体に毒素をため込んでしまう習慣のことです。体の中に毒素をため込ま ないためには、一日一日きちんと毒素を洗い流してやることが重要で、それはひ とえに水の働きによります。

体内の浄化の為には蒸留水が最適

ブラウン・ランドーン博士日本ではまだよく知られていない、ブラウ ン・ランドーン博士 は、体内の浄化の為に最も優れた水として「蒸留水」 を上げています。蒸留水は、体内の毒素を溶解して体外に運び出す力がとても優 れているようです。事実、「蒸留水」をこよなく愛したランドーン博士は98歳で なくなりましたが、その時の博士の体は完全な健康体で、まるで50歳代にしか見 えなかったと言われています。

病気にならないための水の飲み方

どんな水を飲むのかと同時に、どんな飲み方をするのかも、私たちの健康に 大きな影響があります。
以下に、最も効果的な水の飲み方をご紹介します。

①.毎食30分前にグラス1杯、2時間半後にグラス1杯の水を飲む。(慣れてき たら2杯)
②.お茶やコーヒーを除き、1日に自分の体重の30分の1リットルまで飲む水 の量を増やす。
(例:体重60キロなら1日に飲む水の量は2リットル)
ただし、飲む量を増やしても尿の量が増えない人は、いきなり増やさずに徐々に 増やす。
③.毎日ひとつまみの天然塩をなめる。(夜寝る前に摂るとよく眠れるようです )

この飲水法は、1931年にイランで生まれた医師、バトマンゲリジ博士がすす める飲水法です。博士はイギリスで医師免許を得た後、イランに帰国してイラン 革命に巻き込まれ、獄中で患者の診察にあたりました。薬が使えない中で、胃潰 瘍に苦しむ囚人に水をコップ2杯飲ましただけで癒したのをきっかけに、水だけ で3000人の患者を治療し続けました。革命後、アメリカに移住して、医学と生理 学と臨床面から水の薬効を解明し、水に秘められた治癒のメカニズムを体系化し ました。それをまとめた博士の著書は1995年アメリカから世界に大反響を巻き起 こし、100万部を突破、代替医療の世界に飲水療法の大ブームを巻き起こしてい ます。日本語翻訳版は「病気を治す飲水法 -万病を予防し治す水の力を総解説 !-」中央アート出版社刊

のどが渇いてから水を飲んだのでは遅い

40億年前、生命は海で誕生しました。それらの生物 の細胞は常に海水と細胞膜のみで隔てられ、海水が体液の役割を果たしていたと 考えられます。やがて進化を重ねた動物が陸に上がった時、生命の母である太古 の海を体液(細胞外液)として体内に蓄える事によって海から離れることが可能 になりました。生命が誕生した太古の海のミネラル濃度は、現在の海水の約1/ 4で、多くの動物の体液(細胞外液)と同濃度だと言われています。私たち動物 の体液量とミネラル濃度は、生命維持の為に常に一定に保たれる必要があり、欠 乏した場合には水と塩に対する本能的欲求が生まれます。ただし、水と塩に対す る欲求は、もうこれ以上体が耐えられなくなった最後の段階で初めて感じるのだ そうです。実は喉が渇いていなくても体に水が欠乏している事は常にあるのだそ うです。ですから、普段から水と塩を補給する習慣付けが大切となるのです。

毎食30分前に水を飲む理由

消化管は口から取り 込んだ栄養素を体の中に吸収する複雑な化学プラントです。そして、このプラン トで起こる化学反応の為に、大量の水が必要になります。もしこの水が準備でき ていないうちに、口から栄養素を投入したらどうなるでしょう? プラント内で の化学反応が充分に起きなかったり、プラントが詰まってしまったりしてしまい ます。そのために、毎食30分前に水を飲む必要があるのです。飲んだ水は腸から 吸収され、食べるまでには消化管に分配する準備が完了します。

お茶やコーヒーではいけない理由

文明社会では、お茶、コーヒー、アルコール、清涼飲料が水の代わりになる と考えられていますが、この考え方が致命的なミスだと言われます。これらの飲 料には確かに水が入っていますが、脱水成分も含まれています。それが飲料の水 分だけでなく、体に貯蔵されている水まで排出してしまうのです。水を補給しよ うとして飲んでも、結果的に更に脱水を招いてしまうと言うのはなんとも皮肉な 話です。

欠乏した水とミネラルを重要な器官に優先して割り当 てる仕組みが病気を生む

水と塩に対する欲求を感じなくても、水とミネラルが欠乏している事は常に あります。そんな時、体はまず体液の恒常性維持を優先し、一部の細胞や骨など から水とミネラルを吸い取り、それを体液に補充します。それによって、一部の 細胞が元気をなくし骨が弱くなっても、まず生命維持を優先するシンプルな仕組 みです。また、同じ細胞の中でも臓器や機能により優先順位が決まっており、脳 、肺、肝臓、腎臓、内分泌腺がまず優先され、筋肉や骨は最後にまわされます。 水とミネラルの欠乏は、欠乏している部位の痛みとして伝達されます。従って、 体に水とミネラルの欠乏が生じた時、最初に現れる症状は筋肉痛や関節痛なので す。体のどこかに痛みを感じたら、まず水と塩を摂るというのが正しい対処法と 言えます。多くの場合、実際にそれで痛みがやわらぐか消えてしまいます。そし て、この段階できちんと水とミネラルを補給していたら、それ以上深刻な病気に なることはないのです。

【参考文献】
「病気を治す飲水法」バトマンゲリジ著 中央アート出版社
「ミネラルの事典」糸川嘉則編 朝倉書店
「水から学ぶ健康法」大坪亮一著 リム出版新社