Biontology(バイオントロジー)

バイオントロジーは、スターライトの開発者、「ヨハン・ボスウィン クル博士(Dr.Johan Boswinkel)」が提唱している考え方で、単にセラピー にとどまらず、人の生き方にかかわる考え方です。以下に、博士自身の言葉でご 紹介します。

バイオントロジーとは?

 バイオントロジーとは、Bio( 生物)とOntology(本質論)の二つを組み合わせた造語です。バイオと いう言葉はよく知られておりますが、命あるもの全てに関わります。そして、オ ントロジーとは、自然界における究極の真理を追究する学問のことです。

バイオフォトン 肉体が放つ 光「バイオフォトン」を利用した私たちのセラピーは、バイオ ントロジーの一部にすぎません。あるとき私たちは、バイオフォトンのみを扱う 以上のことを行っていることに気付きました。バイオフォトンは、肉体の潜在意 識とコミュニケーションを取るには、大変優れた方法です。それによって、細胞 に刻み込まれた記憶をみることができるのです。 バイオフォトンは、肉体に起 こる現象や幻想の裏にある真実や、自然の真理を見つけ出すために導いてくれる ものです。

 科学は、それ自体は非科学的なのです。なぜなら、その正当性は疑わしい ものがあるからです。科学においては、全てのことはある一定の条件下で再現性 がなければなりません。しかしながら、現実はほんの少しかもしれませんが、絶 えず変化しているのです。つまり、同じものは一つも存在しないのです。 その ため、科学的なことは現実とはかけ離れてしまうのです。死んでしまった場合は 、全てが同じになる可能性はありますが。科学とは、死んだものにだけ働きかけ ており、命を扱ってはいないのです。

真実の立方体

真実の立方体 私たちは、現実を見つめ るとき三次元として見ています。長さ・広さ・深さです。ここで、少し大きな立 方体を想像してみてください。その立方体は六面体です。そして、各面にそれぞ れ違う色を与えてみましょう。 まずは底面を黒とします。そして、上面が白、 側面はそれぞれ緑、黄、赤、青とします。もし、あなたが青い面の前に立ってい るとしたら、あなたはこの立方体は青色だというでしょう。そして、他の人が違 う側面の前に立っているとしたら、その人は立方体は黄色だというでしょう。こ の二人の両方がそれぞれの真実を述べていることになります。しかしながら、そ れは真実のある一部にすぎません。そしてこの二人がそれぞれ自分の真実を全て だと思っていると、そこに落とし穴があるのです。これが現在の科学が行ってい ることなのです。

 もし、この二人がそれぞれ立方体の角へ移動すると、そこで二つの側面を 見ることになります。どの方向に移動したかにもよりますが、二人はここでそれ ぞれ違った二つの側面を見ることになります。もしかすると、お互いが共通の側 面を見ることになるかもしれません。もしこの二人が移動し続ければ、さらに多 くの真実を発見することになります。 柔軟に動き続けることで、あなたの意識 がより広がっていきます。立ち止まった時点で、あなたは何かに固執し、そして 成長が止まってしまうのです。 例えば絵画を見るときにも、同じようなことが いえます。近づき過ぎると、見えてくるものが少なくなるのです。こうしたこと が、ある専門家にとっては一つの問題となります。例えば、ある一つの課題に固 執し、その先にいけなくなってしまうのです。専門家は、全体像を見失ってしま うのです。

20121126235549.png ここでいう四つの側面は 、ある面の上に積み重ねられた肉体的な症状ということができます。それは、底 面である黒い部分です。ここは、私たちは見ることができません。しかしながら 、ここが全ての基礎となるのです。ここは、五感だけでは見ることができません が、六感によって見ることができます。 立方体の四つの側面は三次元で確認す ることができる肉体的なことです。そして、底面は、三次元界ではなく、他の次 元に存在しています。言い換えれば、三次元で起こる全ての事象は、他の次元の 上に成り立っており、普通は、見たり、聞いたり、匂ったりすることはできませ ん。

 多くの方にとって、見えないもの、聞えないもの、匂わないものは存在し ないものと捉えているでしょう。しかしながら、同時にこうした方であっても、 あなた自身の考えや感情、思考を受け入れています。明らかに三次元に存在しな い「もの」を受け入れているのです。 つまり、肉体の基となっているものは、 立方体の底面である見えない暗い部分だということなのです。もし肉体の世界で 何か問題が起こったならば、その根底にあるものを見ていかなければならず、決 して簡単なことではりません。単に意識を広げるだけでなく、深く追求していか なければなりません。

 肉体の潜在意識にアクセスすることが大切になります。なぜなら、そこに 原因があるからです。こうした肉体の潜在意識というのは、あなた自身の潜在意 識とは別のものです。なぜなら、あなた自身はあなたの肉体ではないからです。 もちろん、肉体の潜在意識は絶えずあなたにアクセスしていますので、あなた自 身の潜在意識に原因がある場合もあります。 芸術とは、この(あなた自身と肉 体の)潜在意識にいかに気付き、何を伝えるかということなのです。

 多くのセラピストが、病気の原因の殆どが精神(魂)に起因していると誤 って信じています。もちろん、そうした可能性もありますが、肉体の潜在意識に も起因しているのです。もし100人の方が同じ症状を持っていたとしても、100通 りの異なった原因があるのです。症状とは、何を掘り下げていけばいいかという 方向性を与えてくれるサインではありますが、症状に固執するのは間違いです。 見るべきところを示してくれているだけなのです。

引き寄せ  あなたの人生に起こる様々な出来事には全て意味があります。なぜなら、あな た自身が自分の人生を創造しているからです。どんな些細なことでさえ、あなた が創り出しているのです。もしあなたが泥棒を恐れているのであれば、あなたの 家は泥棒に入られます。さて、これは誰のせいなのでしょうか。泥棒?それとも あなた自身?実は、あなた自身が泥棒を招いてしまったのです。意識を向けたこ とが作用するというのが、宇宙の法則なのです。 もしあなたが癌になったら、 それはあなた自身が癌になることを恐れていたのが原因となります。多くの肺の 専門家が、肺癌で亡くなっています。なぜでしょう?なぜなら、彼らは癌という 恐怖、そして癌になった人の話に囚われているからです。誰一人として、自分自 身の経験に伴ってはいないのです。恐れは、何を知っているかではなく、何を思 ったかということによって生まれます。恐れは、私たちの脳でつくられます。で すから、実際には考えなければ、事象として現れないのです。

診断について

撃つ 診断を行うとき、私た ちはそれは永遠に続くものと思っています。しかしながら、診断はある一瞬の状 態にすぎません。命あるものにおいて、永遠に続くことはありえません。一般的 な医療は、「死(殺すこと)」を目的としています。薬や抗癌剤、放射線治療な ども、全て何かを死滅させるためなのです。 抗癌剤は、化学兵器の一つである 「マスタード・ガス」が基となっています。第二次世界大戦時代の科学者が抗癌 剤を発見しました。それはまさに、ヴォル博士が電気針治療器を発明したときで もあります。

 現代において、鳥インフルエンザの脅威がありますが、亡くなられた方は 鳥インフルエンザそのものではなく、薬によって亡くなったのです。 このよう な記事を含め、読んだものは信用してはいけません。これは単に知識であって、 何の役にも立ちません。役に立っことは「直感」、つまりは内なる声だけです。

こうした直感は、経験を伴った智慧によってもたらされます。しかしながら 、それがもたらされたかどうかは、経験して初めて知るのです。今生かもしれま せんし、過去生から引き継いだものかもしれません。それでも尚、これは知識か ら得たものなのか、それとも直感から得たものなのかということを問わなければ なりません。直感だけが真実であり、ほんの一瞬しか続かないかもしれません。 その直後には、既に真実は別のものへと変化している可能性があります。 その ため、あなたは立方体の底面を探求する必要があります。そこで初めて、起こっ ている現実の基にある原因を探し出すチャンスとなります。

幻想と現実

 起こっている現実は、幻想の上に成り立っていることもあります。特に、 アメリカでは「見せかけのショーが続いている」のです。ヨーロッパでも、同様 です。しかし、このようなナンセンスなことが明らかになれば、私たちはこうし たショーを信じなくなるでしょう。 全てのことに対する真実を探し出す必要が あります。例えば政府による発行物に書かれていたように、医療的診断の70%が 誤りだと言っています。診断は、多くの病気の原因となるような恐れをつくり出 しているのです。

 

 立方体の他の側面や底面を調べていくとどこへ導か れているのかを知ることでしょう。それは、上面です。そう、白い面へと導かれ ているのです。 あなたが、自分自身を高める努力をしたとき、立方体の上面を 見ることができます。そして、どんな経路を辿ったとしても、結局は上面へ導か れていることを知るでしょう。

 そこには一つだけ条件があります。あなたは、あなた自身の通ってきた道 に従うということです。たとえどんな現象であろうと、その現象の基にあるもの を見ることができるでしょう。そこで、あなたは光を見るでしょう。 底面を調 査することが出来るようになるまでに、まず闇の中に足を踏み入れなければなり ません。つまり、あなたは目覚めなければならないということです。

瞑想 あなた方の殆どが、 考えることを考えるというように育ってきました。「どのように」考えるかでは なく、「何を」考えるかを学んできました。そして、学校や専門学校、大学など で、知識を得てきました。あなた方は、こうした情報がどんな現実に基いている かを確認したことがありますか?その「知識」は、あなた自身の経験と一致しま すか? 感覚は、心の中にあります。頭ではありません。そして、心は決してあ なたを裏切ることはありませんが、頭は違います。

 これが、バイオントロジーなのです。いかなることも見つけ出し、全ての 可能性を調査します。もしあなたが真実であると感じなければ、言われたことを 決して信じてはいけません。 感じたことと一致するかどうか、またあなた自身 の経験と一致するかどうかを見極めてください。なぜならそれこそが、現実なの ですから。

どのように目覚めるのか?

 まずは、予防接種の害を中和する必要があります。ポリオは免疫システム に影響がありますし、破傷風は心と頭のつながりをブロックしてしまいます。下 垂体が全てのことに対して判断する中枢となります。何がよくて、何がいけない のかを判断しなければなりません。もしこうした機能が予防接種などにより妨害 を受けていたとしたら、免疫機能も働きません。また、松果体も破傷風の予防接 種によって影響を受けます。そのため、カルシウム代謝が正常に働かず、心と頭 の伝達もブロックされてしまいます。こうしたブロックがあなたの目覚めを妨げ ているので、それらを外す必要があるのです。 一度調和してしまえば、再び機 能し始めます。あなたの身体は、あなた自身とともに働き始め、全ての伝達経路 が動き始めれば、不可能なものはなくなります。

光 私たちは不自然な形で、本 来の性質を変えられてきたのです。ある団体の人々は、私たちが自然の一部とし て生きている人間であることを忘れさせようとしています。ある冷血な人々は、 私たちが想像を超えた神のような可能性をもっていることを忘れさせようとして います。さらには、私たちから人間性を奪う方向に働きかけ、自分たちと同じよ うに私たちをしようとしています。 自由ではなく、感情に囚われているのです 。 こうして仕組まれた考えは、書き換えることはできません。まさに革命と同 じということができるでしょう。

革命は、あるシステムを他のシステムと置き換えるだけなのです。反乱を起 こして、あなたのシステムからごみやちりを払い落とし、また新しいごみと置き 換えるのではなく、手放すのです。あなた自身が、多くの光を灯す人になるので す。  仕組みを置き換えるために、バイオントロジーが必要となります。バイオント ロジーによって、自然界における究極の真理を掴むには、「なぜ?」という疑問 を投げかけ続けるしかありません。もし、いくつかの問題を抱えているならば、 その問題の共通点を探してみてください。そして、共通点が見つかったら、さら に自分自身に「なぜ?」と問いかけてみてください。

 爬虫類ではない私たちは、人間の身体には、限りない可能性があること、 そして治らない病気がないことに気付いていくでしょう。不治の病はなく、人間 がその悪い習慣をやめることができないだけなのです。あなたは、あなた自身の 命に対して責任があります。他の誰かがその責任を取ってくれるということは決 してないのです。 他の誰かの手に委ねてしまった責任を、今あなたが取り戻す ときなのです。

2007年11月雑誌「Explore!」掲載コラムより

 

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