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糖鎖のシアル酸結合を切断する「ノイラミニダーゼ」

■2015/09/18 糖鎖のシアル酸結合を切断する「ノイラミニダーゼ」
セラピーを重ねる中で、「DDT+(皮膚、○○)」のパターンが慢性病を引き起こしている一番根元のアレルギーだとの確信を強くしています。そしてさらに、そのパターンの中に、アトピーなどの症状に深く関わっている新しい組み合わせを見つけました。それは、「DDT+(皮膚、ノイラミニダーゼ、微生物、○○)」のパターンのアレルギーでした。このパターンのアレルギーを減感作する事によって症状がかなり改善するケースが幾つもありました。最初はどうしてそのパターンのアレルギーを減感作して症状が改善するのか分かりませんでしたが、その理由を解き明かすカギは「糖鎖」にありました。

「糖鎖」は私達に60兆もある細胞の一つ一つが持っていて、隣の細胞と情報をやり取りをするアンテナのようなものです。細胞は隣の細胞と情報のやり取りをする事によって、多くの細胞が連携しあいながら仕事をしているのです。ですから、もしこの「糖鎖」が「ノイラミニダーゼ」によって切られていたら、情報のやり取りがうまくいかず、最終的には身体の恒常性が保たれない事に繋がる可能性があります。私に「ノイラミニダーゼ」と「糖鎖」の関係を気付かせてくれたのは以下の記事でした。

World Allergy Organization News & Notes
http://www.worldallergy.org/enews/1006/index_japanese.html

(転載開始)

南フロリダ大学 Richard F. Lockey助教授による2006年8月の医学雑誌に掲載されたアレルギー関連の文献紹介である。
1. ANTI-INFLAMMATORY ACTIVITY OF IMMUNOGLOBULIN G (IgG) RESULTING FROM Fc SIALYLATION
Science 2006; 313: 670
免疫グロブリンIgGは好中球やマクロファージを介して炎症反応を引き起こす。一方、IgGの大量静注療法は川崎病やリウマチ性疾患に対して著明な抗炎症作用を有し、しばしば使用されている。著者らは、シアル酸が結合していないIgGは炎症細胞を刺激し、疾患モデルマウスにおいて強い炎症反応をひきおこすのに対し、糖鎖にシアル酸が多く結合しているIgGは好中球やマクロファージに対する結合力が弱く、大量静注により疾患モデルマウスの炎症を抑制することを見いだした。
編集者注:糖鎖を修飾することにより理想的な抗炎症治療薬としてのIgGを作成できる。
訳者注:インフルエンザなどのウイルス感染ではノイラミニダーゼが遊離され、ウイルスの感染の拡大をひきおこすことが知られており、事実、ノイラミニダーゼ阻害薬はインフルエンザに対し著効を示している。本論文によれば、ノイラミニダーゼはIgGのシアル酸結合を切断し、IgGの炎症作用を増強する。したがって、IgG大量静注療法にノイラミニダーゼ阻害薬を併用するとさらに有効なのではないだろうか?

(転載終了)

この論文では、免疫細胞の1つである「IgG」の糖鎖にシアル酸が多く結合している時は、炎症を抑制する働きがある事を見出しました。「IgG」に限らす、全ての細胞に糖鎖はありますから、同じような事が全ての細胞で起きている可能性が容易に予測できます。糖鎖にシアル酸があまり結合していない状態にする原因はいくつかあると思います。1つは、糖鎖を作る原料である糖質の摂取が不足している為として、糖質サプリメントの摂取を勧めているサイトも沢山あります。しかし、今回セラピーの中で見つけたアレルギーでは、糖鎖のシアル酸結合を切断してしまう「ノイラミニダーゼ」が組み合わさっていました。この事から、糖鎖のシアル酸結合が少なくなってしまったのは、「ノイラミニダーゼ」が活発に働き過ぎた結果だと言うもう1つの原因が見えて来ました。

※だとしても、ノイラミニダーゼの働きを抑える為に「ノイラミニダーゼ阻害薬(タミフル・リレンザ等)」を使うのは、アレルギーを作るリスクがありますので決してお勧めしません。

では、この「ノイラミニダーゼ」はどこで作られるのでしょうか? それは、どうも体内に常在している微生物(細菌、ウィルス、寄生虫など)が産出しているようです。また、ムンプスウィルスのように、「ノイラミニダーゼ」を活発にする働きがある微生物もいるようです。

感染と予防Web > インフルエンザ > うがい
http://pro.saraya.com/kansen-yobo/influenza/ugai.html

(転載開始)

口腔内や咽頭に存在する細菌(黄色ブドウ球菌、緑膿菌、インフルエンザ菌、セラチア菌、肺炎球菌など)は、プロテアーゼやノイラミニダーゼを産生し、歯周や咽頭の粘膜を覆っている粘液層を破壊し、上気道粘膜細胞がもっているインフルエンザウイルスなどのウイルスに対するレセプターを露出させることによって、ウイルス粒子の粘膜細胞への吸着を高めるといわれています。ノイラミニダーゼはインフルエンザのHAの開裂を促進させて、増殖したウイルスが細胞の外に出るのを助けます。したがって、ウイルスに直接効果がないとしても、うがいは、口腔内のプロテアーゼなどを産生する菌を減少させ、インフルエンザウイルスの活性化を阻止することによって、インフルエンザウイルスの感染を予防する効果が期待できます。

(転載終了)

微生物は、口や喉以外にも、全身のいたるところに存在して、人と共存しています。たとえば、まだ数は少ないですが、セラピーの中で見つかったアレルギーの、アレルゲンの組み合わせを以下に紹介します。

 DDT+(皮膚、ノイラミニダーゼ、肺炎球菌、糸球体)
 DDT+(皮膚、ノイラミニダーゼ、肺炎球菌、リンパ管)
 DDT+(皮膚、ノイラミニダーゼ、バクテロイデス属、胆のう)
 DDT+(皮膚、ノイラミニダーゼ、メキシコリーシュマニア、膵臓)
 DDT+(皮膚、ノイラミニダーゼ、ムンプスウィルス、前立腺)

もともと微生物は、人間より前に地球に存在していますから、人が微生物と共存するのは最初から織り込まれた事なのです。その微生物が毒を出すからと言って、悪者と決めつけて殺すのは誤りです。そんな事をすると、逆にアレルギーを作って、特定の微生物を体内に隔離して体外に排出しなくなります。それで体内で特定の微生物が異常増殖してしまうかもしれません。

上記のアレルギーによって、「ノイラミニダーゼ」を産出する微生物が異常増殖してしまったら、いたるとことの細胞の糖鎖が減少して、細胞たちがバラバラに動くようになってしまいます。アトピーの「湿疹」や「落屑」「滲出液」など、訳のわからない症状が出てくる理由はそこにあるような気がします。最後に、微生物との付き合い方について、農業分野での提言ですが、そのまま人の健康にも応用できそうなのでご紹介します。

殺すのでなくつき合う場をつくる:防除の悪循環をどう断ち切るか
http://www.ruralnet.or.jp/syutyo/1986/198606.htm



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