2012年09月20日

これからは「ストロンチウム90」に要注意!!

原発事故から1年余、放射線への関心も薄れがちになりそうですが、これから益 々注意が必要になるのが、「ストロンチウム90」だと考えています。
しかし 、現在、国の食品出荷制限の基準値には、ストロンチウム90の項目はありません 。

なぜ、ストロンチウムの基準値が定められていないのでしょうか?
1つには、ストロンチウムはγ線を出さないので、ヨウ素やセシウムのよう に簡単に測定できないと言う理由があるようです。
そもそも、ストロンチウ ムはセシウムと同時に生成される元素であり、セシウムが放出されれば必ずスト ロンチウムも一緒に放出されています。
ただ、生成される比率が、ストロン チウムはセシウムの1/10程度でしかない事から、セシウムさえ低く抑えれば、ス トロンチウムも低く抑えられる、と言う事で基準値が定められていないようです 。

短期的には、この考え方は正しいかもしれません。
しかし、すで に原発事故から1年半を経過し、今後もストロンチウム90が含まれる食品を摂ら ざるを得ない状況の中では、少し話が変わってきます。

下の表をご覧く ださい。
これは、主要な放射線核種別に、半減期を一覧にしたものです。
放射性元素半減期
内部被曝量は、物理的半減期と生物学的半減期を掛け合わせた、実効半減 期によって左右されます。
これを見ると、セシウム137とストロンチウム90 では、物理的半減期が約30年でほぼ同じであるのに対し、生物学的半減期は、 70日と49年と大きく異なっており、その結果、実効半減期も、70日と18 年と大きく異なります。

つまり、ストロ ンチウム90は身体の中に入ったら、ほとんど排出される事がない と言う 事です。
この事は、十分に認識しておかなければなりません。

この 実効半減期を元に、それぞれの放射線核種を毎日1Bq づつ食品や空気から摂り 続けた時、身体の中の蓄積量がどう推移するかをグラフにしものが、下のグラフ になります。

放射性元素の体内蓄積-1

セシウム137の場合、約1年後 100Bq の上限 に達し、あとは一定で推移します。
これに対し、ストロンチウム90は、体外 に排出されませんので、ずっと直線で上昇を続けます。

これで果たして 、「ストロンチウムはセシウムの1/10程度だから、ストロンチウムは心配しなく ていい」と言えるでしょうか?

確かに、食品に含まれる量は1/10と少な いかもしれませんが、ほぼ3年でセシウムと同じ量が体内に蓄積されて来るので す。

さらに、ストロンチウム90は、β線を出したあと、放射性イットリ ウム90に変わり、このイットリウム90がもう一度、β線を出して、安定ジルコニ ウム90に変わります。
ストロンチウムは、多くが骨に蓄積すると考えられて いますので、骨を砕き、骨髄まで到達すると、白血病を引き起こす可能性があり ます。また、ストロンチウム90から変化したイットリウム90は、膵臓に蓄積され 、糖尿病や膵臓癌を引き起こす可能性があります。
つまり、ストロンチウム90は、「1粒で2度危ない」のです。
β線を1回しか出さないセシウムと比べて、単純に危険度は2倍高いと考えられ ます。

上記の事を考えると、原発事故から1年半を経過した現時点で、 ストロンチウム90による内部被ばくによる危険度は、セシウムによるそれと同等 か、さらに上回りつつあると言えます。
そして、今後もずっと危険度は増え続けて行くのです。

まだ、「QOL回復セラピー」 を受けてない方には、早くお受けになる事をお勧めします。
「QO L回復セラピー」では、セシウムを始め、ストロンチウム、プルトニウムなどの 人工放射性元素と、ラドンなどの自然放射性元素を含めた、33種の放射性元素 の体外への排出を促進します。


●次に、すでに「QOL回復セラピ ー」をすでにお受けになられた方に、
今後どのくらいの間隔で受けたら良い か考えてみました。

※ストロンチウムやプルトニウムのように、直線的 に蓄積されるケースは計算が簡単なので割愛させていただき、セシウム137を例 にとって、シミュレーションしてみました。

☆まず、「QOL回復セラ ピー」を受けられてから、約1年たつとセシウム137の体内の蓄積量は元に戻り ます。
1年間の累積内部被曝量は、「QOL回復セラピー」を受ける事によ って、約25%低減できると考えられます。

放射性元素の体内蓄積-2

☆半年毎 に、「QOL回復セラピー」を受けた場合は、ピークの蓄積量は約80%に抑えら れ、1年間の累積内部被曝量は、約45%低減出来ると考えられます。

放射性元素の体内蓄積-3

☆3か月毎に「QOL回復セラピー」を受けた場合は、ピ ークの蓄積量は約55%に抑えられ、1年間の累積内部被曝量は、約60%低減出来 ると考えられます。

放射性元素の体内蓄積-4

「内部被曝は限りなくゼロにした方がいい。」 のですが、かと言って「QOLが回復した!」と言う実感が得られないようでは 、お金を払いたくなくなってしまうかもしれません。
と言う意味で、できれば、3カ月おきにお受けになる事をお勧めします 。